生活人新書<br> セロトニン欠乏脳―キレる脳・鬱の脳をきたえ直す

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生活人新書
セロトニン欠乏脳―キレる脳・鬱の脳をきたえ直す

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140880937
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0237

内容説明

キレる子どもや鬱の大人の脳では、セロトニン神経が衰弱し、脳内物質が欠乏している。不安や恐怖、興奮を適度に抑え、覚醒時のクールな意識(とらわれない心)を演出するセロトニン神経の不思議な働きを明らかにする。リズム運動できたえ、昼夜逆転した生活習慣を見直すことなどで、弱った脳と心に静かなパワーをとり戻す方法を、脳科学研究の最前線から提案する。

目次

キレる子どもが増えていく
うつ症状に悩む人へのメッセージ
オーケストラを束ねる指揮者
セロトニン神経をきたえるコツ
α(アルファ)波が現れる
釈迦は壮絶な実験家
セロトニン神経が弱ると…
キレる子どもたち
太陽の光
サプリメントには手を出すな
パニック障害
只管打坐
石の上にも三年
平常心
透明な心
セロトニン神経を鍛える一〇か条
呼吸ニューロンと潮騒と坐禅

著者等紹介

有田秀穂[アリタヒデホ]
東邦大学医学部生理学教授。1948年、東京都生まれ。東京大学医学部卒業。東海大学病院で呼吸の臨床に従事し、筑波大学基礎医学系で呼吸関連の研究を行った。その過程で、「坐禅(呼吸法)が心身に与える効能は、脳内セロトニン神経の働きで説明可能である」という仮説を着想し、研究チームを編成して、検証作業を推進している
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

B.J.

13
●「ひきこもりもおたくも、貧乏だったらできない」。 ●少子化に加えて家事負担が減り、その分母親が子供に費やす時間が増え、甘やかすこととかわいがることの混同が生じた。こうして、従属的な溺愛の果てに、他者との摩擦・軋轢に弱く、精神的にもろい人格が形成されていった。 ●最も基本的なリズム運動:呼吸・歩行・咀嚼等によってプラスの刺激をセロトニン神経に与える。 ●日の出前に坐禅修行を行うのは、日が昇ってしまうと、坐禅でセロトニン神経を鍛えるという効果が半減してしまう可能性があるから。・・・本文より2020/02/22

烟々羅

12
八割は本当かもしれないが、二割ほど無理があって学術的とは言いがたい2012/03/23

出世八五郎

10
著書に書かれている通りのことを現実に行ったが、如実な効果は感じられなかったが、そんなものだろうと思うしやらないよりやった方がよく、話は進んでただ歩くのではなく大股の早歩きが効果的という説もある。いやいや、それだけじゃない。これがすべてじゃない。

とく たま

5
神経により生成するホルモンと働きに違いがある。ここではセロトニン神経の役割と弱った神経による体や精神の異常を解く。そしてその鍛え方と効果を述べている。ゲーム脳やうつ、引きこもりなど、うなずける一冊。2017/12/05

utihi

5
年齢や経験を重ねていくことで、少しのことには動じない心 平常心、中庸の状態に少しだけでも近づいていけたら…と思っていましたが セロトニン神経を鍛えなければ、そんな状態は手に入りにくいようです。 セロトニン神経を鍛える方法を毎日 継続したほうがよいみたいですが…とりあえず、ウォーキングとランニングを自分のペースでボチボチと 続けていこうと思いました。2014/03/13

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