生活人新書<br> 築地のしきたり

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生活人新書
築地のしきたり

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  • サイズ 新書判/ページ数 217p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140880883
  • NDC分類 675.5
  • Cコード C0239

内容説明

取引量一日2300トン、20億円ものカネが動く「東京の台所」―築地市場。近年すべてが機械化していくなかで、築地だけは古くからの伝統やしきたり、独特の符丁が支配する。マグロに代表されるセリ場やそこで働く男たちの綿密な取材を通して、江戸の頃より続く魚河岸の姿をいきいきと描く。いつしか失ってしまった日本の風景や人情、一度は味わいたい築地魚河岸の心意気。

目次

田山花袋の魚河岸
築地のファッション
四年に一度のお引っ越し
売り方・買い方の流儀とコツ
魚河岸と築地本願寺
活け締めの極意
茶屋の歴史
「ギョクをつまみにシャリを少なめに…」は通なのか?
マグロはバクチ!
日本人のトロ信仰
セリ場の楽しみ方
セリ人の生活
築地の名物食堂
築地三景
築地のゆくえ

著者等紹介

小林充[コバヤシミツル]
1952年埼玉県生まれ。主夫業のかたわら、フリージャーナリストとして活躍。慶応義塾大学文学部卒業。嶋中労のペンネームで『おやじの世直し』(NHK出版・生活人新書)がある
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こやじ

0
著者の「主夫」っていうのに憧れを感じました。2014/11/13

あすなろ

0
★★★★☆ 築地には年に10回程度は行くので詳しい方ですが、買い出しに行くだけではわからない、築地のことがよくわかる本です。今の老朽化した市場は移転するにしてもしないにしても、長く現状を維持することはないでしょう。今のうちに足を運んでおきたいものです。2012/10/12

Naomi Araki

0
平成26年豊洲への移転を計画されている築地市場。外国人の観光名所であり、多大な金額が短時間に動く日本最大の市場。私も小学低学年の頃、社会科見学で訪れたりした。多分、移転することにより、「築地のしきたり」がだいぶ変化することになるであろうことが、この本の記述にもある。失われる貴重な築地の風景。2012/09/20

わたなべ

0
築地市場の成り立ちやマグロのセリ等について紹介されていたが、取り立てて新しい情報はなかった。けれども、久しぶりに築地に行こうと思わせてくれた。2011/12/10

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