内容説明
フリーの雑誌記者になる方法と技術、知識と心構えを、先輩たちがよってたかって、伝授。経済的には、確かにきびしい。しかし、走り回って取材し、記事を書く。それが雑誌上で活字になる。多くの読者が読んでくれる。そのうえ原稿料がもらえる。この仕事の、喜びの大きさと自由を伝えたい。
目次
巻頭対談 フリーランス・ライターとは
1章 雑誌ライターの仕事
2章 雑誌はこのように作られる
3章 雑誌編集長に聞く!
4章 著名ライターの修業時代
5章 奮闘する若手ライターたち
6章 雑誌の将来はどうなるのか
著者等紹介
吉岡忍[ヨシオカシノブ]
ノンフィクション作家。1948年長野県生まれ。早稲田大学在学中より執筆活動を開始。御巣鷹山日航機墜落事故を追った『墜落の夏』で講談社ノンフィクション賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とふめん
7
https://www.tohumen.com 雑誌ライターを目指す人向けの指南書。色々なライターのインタビューもあるので出版業界のライター事情を知ることができる。10年前の本なので、今の働き方とは重視されているものが違うかもしれない。いずれにせよプロのライターになるためには過酷な訓練も必要。好きを突き詰めた人だけがなれる甘くない世界。2022/07/03
しゅんぺい(笑)
1
ライターの仕事模様をライトに知ることができるかな、と思いきや、新書にしてはけっこう濃密に書いてくれてる本やった。結局かなりの人脈やったり、バイタリティーやったりが要求される仕事やと思うので、なりたいと思ってもなかなか。むずかしい。2015/07/25
kk
1
ちなみに、この書籍も所謂フリーランス・ライター諸氏によるもの。 ライター自身の書くことの意味や価値、そして他者(読者)の望みを叶えるための文章(商品的価値)をいかに両立させるか。たいへんな仕事だと思う。2013/11/10
ジュリ
1
フリーランスライターの生活は厳しい。でも、やりがいもある。自分が書いた文章が雑誌や本に載るのはうれしい。ライターは好奇心旺盛な人、すぐにあきらめない人に向いているだろう。2013/04/18
モモンガ
0
編集者(というかお客様)との付き合い方が参考になった。つまり、良い原稿ではなく買ってもらえる原稿を書くのが、フリーランス・ライターに求められること。2019/04/01