NHKライブラリー
読書からはじまる

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  • サイズ B40判/ページ数 220p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784140842119
  • NDC分類 019
  • Cコード C1395

目次

1 本はもう一人の友人
2 読書のための椅子
3 言葉を結ぶもの
4 子どもの本のちから
5 共通の大切な記憶
6 今、求められること
7 読書する生き物
8 失いたくない言葉

著者等紹介

長田弘[オサダヒロシ]
詩人。1939年福島市に生まれる。63年早稲田大学第一文学部卒業。71‐72年北米アイオワ大学国際創作プログラム客員詩人。毎日出版文化賞(1982)、桑原武夫学芸賞(1998)、講談社出版文化賞(2000)などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

185
本を愛する言葉がたくさん詰まった一冊。人生の最初の一頁。行間を読む。一巻の終わり。本を表す言葉は人間の生き方そのもの。…豊かな世界への入り口となる本。たった一冊の中に作者の経験や記憶が詰め込まれ、読者はそれを受け取り、心に沁みる言葉を蓄積する。そして培われていく感受性。その体験を繰り返すことで人生は充実の時を刻み続ける。ひたすら読む。じっくり、ゆっくり、耳を澄ますように、心を澄まして言葉を読んでゆく。この感覚を対人に求めることは難しく、読書特有の力である。心穏やかに本と向き合い、深みのある人生を送りたい。2021/12/21

KAZOO

144
題名は読書についてということですが、世間に氾濫しているような一般的な読書ガイドという本ではなくて、読書ということについての根本的な問題をある意味では哲学的な話を著者のわかりやすい言葉で語りかけてくれます。読書に関してのハードウェアとしての身体のことなどに触れたり、レコードとCDの関係を読書の観点から論じてみたりある意味読書の本質論をいわれている気がします。いい本です。再読したくなります。2016/09/03

モリー

68
再読。何度も読み返して味わいたい一冊です。今回は、線を引いた箇所のみ。以下、引用。「子どもにはこういう本、大人にはこういう本、老人にはこういう本というような考え方は、私たちにとっての本の世界をすごく狭く小さなものにしてしまう。とりわけ、壁で囲むような読書のすすめ方をすると、肝心のものを落っことしてしまいかねないのが、子どもの本という本だろうと思うのです。そんな閉じた読書のしかたではなく、何を読んでもいいが、心を自由にするために読む。そうして本というものを、お互いを隔てるのでなく、おたがいが落ちあえる↓続く2020/06/14

モリー

45
逆説的な言い回しが多く、ページを行きつ戻りつしながら読み進めた。例えば、「読書というのは、「私」を探している本に出会うという経験です。(中略)のぞむべきは、本は「私」の友人、というあり方でなく、「私」は本の友人、というあり方です。」私を探している本と出会うため、今日も私は図書館に行って来ました。その図書館について、著者は「ありうべき「図書館」というのは、ただの建物なのでも、ただのシステムでも、ただのサービスでも、ただの行政の一環にすぎないものでもありません。(中略)人びとの記憶の庫としての「図書館」→続く2019/02/16

たかやん

29
"情報"と"情報でないもの"を対比させながら、「読書の在り方」あるいは「ヒトの在り方」を易しい言葉で問いかける。易しい言葉だからこそ"むずかしい"。"難しい"じゃなくて"むずかしい"。心にひっかかる言葉であふれているものの、眩しくてまだ僕にはよくみえない。途中に「本は読まなくてもいいが、本を読みたくなるような生活をたくらむことが重要(p61)」というような文章が出てきますが、読書メーターはまさにそんなたくらみの一つになっています。2018/06/19

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