内容説明
カンボジア工兵との協力で友好の架け橋を築いた日本人がいた。中国に残された孤児たちと肉親の再会を実現させた人々がいた。日本人の思いが国境を越え、世界へと広がった。
目次
戦場にかけろ、日本橋―カンボジア・技術者と兵士の闘い(落ちていた「日本橋」;葛藤・通じない思い ほか)
大地の子、日本へ―中国残留孤児・35年目の再会劇(中国に残された子どもたち・中国残留日本人孤児;死の移民団阿智村開拓団の悲劇 ほか)
液晶執念の対決―瀬戸際のリーダー・大勝負(開発チームの明と暗;液晶との運命の出会い ほか)
耳を澄ませ、赤ちゃんの声―伝説のパルモア病院誕生(新生児を救え;診療所から病院へ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
287
紛争終わったあとカンボジアに橋を架ける話、残留孤児の話が良かった。本当にみんな誇りを持って仕事をしているなぁと思った。2017/04/08
ほうき星
13
パルモア病院編があったため読了。放送前に文庫を読んでいたのではあるが、改めて映像化したものは、また違っているがそれも良い。2015/08/05
Humbaba
1
異国で仕事をすることは難しい.まして,仕事を指揮することは更に難しい.しかし,国を発展させるためにはただものを作るだけではなく,その国の人間が動き,作れるようになることが何よりも重要である.2013/05/19
あんでる
0
中1の時に読んだ本、感銘を受けた。 この本をきっかけに中国残留孤児に興味を持ち始める2011/04/28