内容説明
不登校、いじめ、引きこもりなど、現代の子どもが抱え込む数々の問題には、我が子に多大な期待を寄せてしまう「母親」の存在が大きく関係している。しかし、その子どもたちを救えるのもまた「母親」である。長く教育カウンセリングの現場に携わってきた著者が、みずからの経験をもとに、問題解決の糸口を提示する。
目次
第1章 閉ざされた好奇心
第2章 重荷を背負った子どもたち
第3章 小さなこころ
第4章 影をおとす夫婦のひずみ
第5章 やさしさの沈黙
第6章 生きるための時間
著者等紹介
金盛浦子[カナモリウラコ]
1937年、東京生まれ。青山学院大学文学部教育学科卒業後、小学校教諭を経て、1978年に東京心理教育研究所を開設し、現在に至る。臨床心理士、絵画療法士
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感想・レビュー
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きょーこ
24
勧められて、1年以上読めなかった。今が、読むときでした。カウンセリングのケーススタディ。母親の変化。母親が自身の問題に向き合うことで、子どもが安心する。自分を観察する時を持てました。2016/05/03
ばーぜる
2
何年か前にこの本を読んで、この先生のところへカウンセリングに行ったことがある。 説明するのが難しい、自分でも気づきにくい心を文章でうまく説明している。
olive
0
思ってたより重い内容でした。まずはさらっと読み。また、こんな悩みが出た時に読むかも。2013/07/16
masaaki
0
事例が主2008/06/10