NHKライブラリー<br> 日本の桜、歴史の桜

NHKライブラリー
日本の桜、歴史の桜

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  • サイズ A6判/ページ数 279p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784140841136
  • NDC分類 479.75
  • Cコード C1321

内容説明

春ごとに花のさかりはありなめどあひ見むことはいのちなりけり(『古今和歌集』)。桜は、いのちの輝き、生きる歓びの花である。そして、五世紀の『日本書紀』いらい、日本の文化は、桜とともに歩んできた。その文化は、美しいものを倫理とする、私たちの心も育ててきた。もう一度、文化の桜、歴史の桜に触れることで、二十一世紀の日本の文化が見えてくる。

目次

花見の歴史―桜会花宴花見まで(花見日和;桜は都の花;花見の年中行事化 ほか)
西の山桜と東の染井吉野(江戸のソメイヨシノの流行;ソメイヨシノの諸説;忠魂碑の桜 ほか)
桜の妖精たち(花は桜木、人は武士;『閑吟集』の桜;衣通郎姫と桜 ほか)
逝く春の里桜の物語(八重桜咲く;桜の種類のかずかず;江戸時代には青い桜があった ほか)
桜物語のための四重奏(南殿の八重桜;銀座に桜並木があった;根尾の淡墨桜命名説話 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

呑司 ゛クリケット“苅岡

2
お花見シーズンの昨今、何故ここまで桜が愛されているのかを知りたくて手に取った本。四半世紀も前の著作でも古く感じないのは万葉集の時代から愛された花は桜だけだからだろう。自家受粉はしないのに接木やら品種改良で300種余りを作り上げたことを歴史を絡めて解説してくれる。恣意的に軍国の花にされ、散り際の美しさを讃えられたこともあるが、それでも桜は美しいと思う。2025/04/11

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