内容説明
信仰に対する民衆の深い帰依と渇望に応え、親鸞の晩年に製作された和讃は、五百四十首余り。その中から選りすぐり、高僧の徳を讃え、阿弥陀仏の本願の世界、真実の浄土の思想を浮き彫りにする。短い詩の中に凝縮された親鸞和讃の傑作を、著者の深い信仰と多年に及ぶ研究の成果で、わかりやすく説き明かす恰好の入門書。
目次
序章 親鸞の生涯と著作
第1章 仏の徳を讃歎する歌
第2章 阿弥陀仏の徳をたたえる
第3章 阿弥陀の誓願
第4章 罪深き衆生の救われる道
第5章 無限の果を生み続ける
第6章 浄土へ往く道・還る道
第7章 感謝の心・懴悔の心
第8章 末法の世にともされる灯
第9章 真実信心を得る
第10章 如来大悲に身をまかせて
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