出版社内容情報
100歳超えは「運」や「遺伝」ではなく、「戦略」だ! 運動、栄養、睡眠、そして感情――人々の健康意識を変えた超話題作が上陸!
〇「ダイエット」はほとんどの人には役に立たない。
〇夜が更けると、アルコールは睡眠の友から敵に変化する。
〇SAD(アメリカの標準的食事)から遠ざかるほど、良い状態になる。
〇「肥満でなく代謝に問題のある人」が最も深刻な危険にさらされている。
〇1週間の運動時間がゼロから90分になるだけで、死ぬリスクが14パーセント少なくなる。
〇中年以降に握力が強化されると全死因死亡リスクが低下する。
〇晩年もゴルフやハイキングを楽しみたいなら、「最大酸素摂取量」を低下させてはいけない。
〇感情の健康には真剣に取り組まなければならない。
〇医療3.0においては、あなたはもう患者なのである。
病気を抱えながら長生きするのではなく、健康的に生き抜く――「アウトリブ」する――ための科学的アプローチを、長寿学の権威が提示する一冊。発想の転換、最新の研究、そして実践方法が網羅された、世界で260万部突破の話題作。従来の医療が「治療」に偏りすぎていたのに対し、新たなマインドセット――「予防」と「行動」に重点を置いた人生設計――を獲得し、運動、栄養、睡眠、そして感情を改善すれば、本気で「センテナリアン(百寿者)」になることができる。老化や病気のリスクを先回りして減らし、「よりよく生きる」ことを真剣に考えるすべての人に向けた、実践的かつ知的刺激に満ちた”健康長寿マニュアル”。
【目次】
はじめに
第1部 医療2.0から医療3.0へ
第1章 長期戦――呆気ない死から緩慢な死へ
第2章 医療3.0――慢性病の時代に医療を見直す
第3章 目標、戦略、戦術――本書を読むためのロードマップ
第2部 四大疾病を知る――心臓病、がん、神経変性疾患、2型糖尿病
第4章 センテナリアン――年を重ねるほど健康になる
第5章 長生きに食べ過ぎは禁物?――空腹と健康の科学
第6章 豊かさの危機――先祖の遺伝子は現代の食事に対処できるか
第7章 心臓――地球上の最凶の殺人者である心臓病と向き合い、予防する
第8章 暴走細胞――殺人鬼のがんと取り組む新しい方法
第9章 追憶――アルツハイマー病などの神経変性疾患を理解する
第3部 五つの戦術――運動、栄養生化学、睡眠、メンタルヘルス、薬・サプリメント
第10章 戦術的に考える――自分に合った原則の枠組みを構築する
第11章 運動――最も強力な長寿薬
第12章 トレーニングの初級講座――センテナリアン・デカスロンに備える方法
第13章 安定性という福音――怪我を防止するための動き方を学び直す
第14章 栄養学3.0――栄養ならぬ、「栄養生化学」
第15章 栄養生化学を実践する――正しい食事のパターンを見つける方法
第16章 目覚め――脳にとって最善のくすりである睡眠を愛する方法
第17章 告白――何よりも大切な感情の健康
エピローグ
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- 和書
- とんねるず大志