出版社内容情報
少しだけ変われば、こころは自由になる
「負の感情」と正しく向き合うために
がん専門の精神科医として患者さんの相談にのるなかで、不安という感情のさまざまな側面についてよく知るところとなりました。その結果、不安に支配されていた私自身が不安とうまく付き合えるようになったのです。その境地にいたるにはどうしたらいいか、患者さんや私の体験をもとにお伝えします。
――清水 研(がん研究会有明病院 腫瘍精神科部長)
気にしないのは逆効果、行動で感情を変える、心配事が起きても大丈夫――不安や絶望、怒り、悲しみなど「負の感情」は生きるうえで大切なもの。がん患者4000人以上と対話した精神科医が、患者や著者の体験を通して考え方や行動の指針を導く。限られた人生を豊かにするレッスン。
内容説明
気にしないのは逆効果。行動で感情を変える。心配事が起きても大丈夫。少しだけ変わればこころは自由になる。がん患者4000人以上と対話した精神科医による限られた人生を豊かにするレッスン。
目次
第1章 不安と向き合う
第2章 不安を手放す
第3章 こころの痛みをなくす
第4章 喪失との向き合い方
第5章 自分を解放するために
第6章 人生の折り返しで起こる大転換
第7章 限られた人生をどう生きるか?
著者等紹介
清水研[シミズケン]
1971年生まれ。精神科医・医学博士。公益財団法人がん研究会有明病院腫瘍精神科部長。金沢大学卒業後、内科研修、一般精神科研修を経て、2003年、国立がんセンター(現・国立がん研究センター)東病院精神腫瘍科レジデント。以降、一貫してがん専門の精神科医として活動し、対話した患者・家族は4000人を超える。2020年より現職。日本総合病院精神医学会専門医・指導医。日本精神神経学会専門医・指導医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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