ノヴァセン―“超知能”が地球を更新する

個数:
電子版価格
¥1,540
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

ノヴァセン―“超知能”が地球を更新する

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月28日 05時21分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 184p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140818152
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0098

出版社内容情報

100歳の大家が放つ、衝撃の未来像。大注目の「ポスト・ガイア理論」!

「ガイア理論」の提唱者として知られる世界的な科学者が、21世紀に人間の知能をはるかに凌駕する〈超知能〉が出現すると予測。地球は、人類を頂点とする時代(=「人新世」)から、〈超知能〉と人類が共存する時代(=「ノヴァセン」)へと移行するのだ。〈超知能〉は人類より1万倍速く思考や計算ができ、人間とは異なるコミュニケーション手段を持つという。他方で〈超知能〉にとっても地球という環境が生存の条件になるため、人類と共に地球を保護する方向に向かうだろうと断言する。科学的なベースを踏まえながら、地球と生命の未来を大胆に構想した知的興奮の書!

内容説明

「ガイア理論」の提唱者として知られる世界的な科学者が、近未来に人間の知能をはるかに凌駕する“超知能”が出現し、新たな生物圏を形成すると予測。人類が地球(ガイア)に君臨し、地球環境に大きな影響を及ぼしてきた産業革命以来の時代(=アントロホセン)が終焉し、“超知能”と人類が地球に共存する時代(=ノヴァセン)へと移行するという。地球における人間の役割は、自らよりも高い知能をもつ“超知能”という生命の進化を促し、ガイアの恒常性を維持することに転換するのだ―。ガイア理論の先に議論を進め、地球と生命の未来を大胆に構想した興奮の書!

目次

1 コスモスの目覚め(孤独な人類;絶滅の縁;直観的思考を身につける ほか)
2 火の時代(トーマス・ニューコメン;ニューエイジ;加速 ほか)
3 ノヴァセンへ(アルファ碁;ニューエイジをエンジニアリングする;ビット ほか)

著者等紹介

ラヴロック,ジェームズ[ラヴロック,ジェームズ] [Lovelock,James]
イギリス生まれ。「ガイア理論」の提唱者として知られる。英国王立協会フェロー。プロスペクト誌で「100人の世界的知識人」に選ばれ(2005年)、ロンドン地質学会より栄誉あるウォラストン・メダルを授与された(2006年)。「ダーウィン以来、最も影響力のある科学者」(アイリッシュ・タイムズ紙)、「われわれの地球の見方を変えた科学者」(インディペンデント紙)などとその功績は高く評価される。2019年7月に100歳の誕生日を迎えた

藤原朝子[フジワラトモコ]
翻訳家。学習院女子大学非常勤講師。米ドラマ『ハウス・オブ・カード』日本語字幕監修も務める

松島倫明[マツシマミチアキ]
『WIRED』日本版編集長。書籍編集者時代には『“インターネット”の次にくるもの』(NHK出版)など、デジタルテクノロジーや未来社会をテーマにした数々のベストセラータイトルを手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おめな

13
「有機的生命体によって統治された惑星(=地球)」と「電子的生命体によって統治された惑星(=ノヴァセン)」があり、後者が前者から進化するという話。賛否両論の「ガイア理論」から数十年が経ち、このコロナによって世界や人類の先行きが不透明となった絶妙なタイミングでこの本を出版するところがこれまた話題を呼ぶ。最近の科学者には受け入れはじめているようだが、まだまだガイア理論に関する賛否両論は顕在のようだ。 2020/06/19

Hiroo Shimoda

10
有機的生命から電子的生命へ。超AIが人類にとって代わる未来予想図だが、マトリックス的なディストピアではなく、計算機と人類は共存すると語る。植物と動物が共存するように。ただ、それは対等ではない。いいのか?2020/05/22

はやたろう

7
ガイア理論を生んだ著者による人新世の次の時代を語る。科学なのか、物理学なのか、宗教なのか、哲学なのか難しい内容。2022/11/25

ともブン

5
ガイア理論(仮説)を提唱したジェームズ・ラヴロックが御年100歳にして上梓したノヴァセン:新世紀の姿。蒸気機関を発明した人間は人新世に踏み出し地球を文字通り変えていった。資本主義の加速、宗教、戦争、物流、時間感覚。この人新世を超えた先、今やノヴァセンが始まろうとしている。 自律型の人工知能が主君となる世紀で、彼らはどう地球環境を守るだろう。そして遺物となりゆく人間はどう生きるのだろう。 読み終わって、哲学の価値や愛の形はかわってゆくのだろうかとぼんやり思った。2021/10/15

たまい

4
地球では長い歴史を経てヒトという知的生命体が発生し、さらには非有機的生命体=サイボーグが生み出されようとしている。これはコスモスが自らを情報として記述されることを意図した結果だ。SF作品では人間とサイボーグが対立する構図が描かれるが、実際にはサイボーグはガイアを守り地球で「生き」続けるために、人間と共存することを選ぶだろう。……という壮大な話。/コスモスの意図のくだりは、個体として利他的な行動は遺伝子の利己的な性質に依るという「利己的な遺伝子」のアイデアに似ていると思った。2020/07/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15495768
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。