シリーズ・戦後思想のエッセンス<br> 吉本隆明―思想家にとって戦争とは何か

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シリーズ・戦後思想のエッセンス
吉本隆明―思想家にとって戦争とは何か

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  • サイズ 46判/ページ数 139p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140818039
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0010

出版社内容情報

戦後75年、気鋭の論客が戦後知識人を再評価する新シリーズ創刊!
シリーズ・戦後思想のエッセンス

なぜ人は、破滅に身を委ねてしまうのか?
60年安保闘争や全共闘運動など、戦後の学生・労働者闘争に多大な影響をもたらした吉本隆明。国家論や言語論など、多岐にわたる彼の思想の原点には「戦争体験」があった。戦後思想史の巨人を読み解く、新たな視点を提示する。

内容説明

詩人としての出発、柳田国男から母型論へ、「アフリカ的段階」と思想の完成。なぜ人は、破滅的な幻想に巻き込まれるのか?「戦後思想の巨人」その原点を問い直す!

目次

1 詩語と戦争(詩語の発生;戦争と大衆;イエスと親鸞)
2 南島へ(言語・共同幻想・心的現象―吉本幻想論の完成;異族の論理)
3 批評の母型(情況へ;批評へ;表現の根底へ;母型と反復)
4 最後の吉本隆明(偏愛的作家論;イメージの臨界へ;アフリカ的段階へ;“信”の解体)

著者等紹介

安藤礼二[アンドウレイジ]
1967年東京都生まれ。文芸評論家、多摩美術大学美術学部教授。早稲田大学第一文学部卒業(考古学専修)。出版社の編集者を経て、2002年「神々の闘争―折口信夫論」で群像新人文学賞評論部門優秀作に選ばれ、批評家としての活動をはじめる。2009年に『光の曼陀羅 日本文学論』(講談社)で大江健三郎賞と伊藤整文学賞を受賞。2015年には『折口信夫』(講談社)で角川財団学芸賞とサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

41
吉本隆明は全貌の分からない知識人で、こういう本が出やすい知識人だ。同時代の知識人として団塊世代に大きく影響を与えていて、橋爪大三郎や鹿島茂の本があるが、同時代性を伝えられても後続世代はピンとこない。著者は遅れてきた世代であり、少し困難を共有してくれている。「『共同幻想論』は表現者としての吉本の個人幻想を、国家という共同幻想に合致させず、共同幻想を解体して生滅させる可能性を秘めた対幻想として自律させる試みでもあったのだ。」短いため評価が難しくあまり読まれていないけれども、著者の関心から率直に論じられている。2023/01/02

静かな生活

3
非常に丁寧。オウム真理教を前にしてさえフォームを崩さない吉本の頑固さというか強靭さ2022/11/26

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