内容説明
山の神、里の神、家の神をはじめ、天狗、山男、山女、河童、幽霊などの話が百十九話収められた『遠野物語』。牧歌的な昔話としてイメージされる一方、そこには、現実世界を生きる人間たちの「負の遺産」ともいうべき姿が活写されていた。自然について、神様について、人間の生死について、かつての日本人は何を感じて生きてきたのか―。古層の記憶をたどりながら、私たち現代人の未来について考える。
目次
はじめに 古くて新しい物語の世界へ
第1章 民話の里・遠野
第2章 神とつながる者たち
第3章 生と死 魂の行方
第4章 自然との共生
ブックス特別章 世界の中の『遠野物語』
著者等紹介
石井正己[イシイマサミ]
1958年東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業、同大学院修士課程修了。同大学講師、助教授を経て現職。専門は日本文学、口承文芸学。一橋大学大学院連携教授、柳田國男・松岡家記念館顧問を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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