内容説明
原爆投下、終戦から70年を前に。映像作品や文章には新藤兼人の戦争体験・原爆と核・ふるさと広島・高齢社会への強烈な思いが込められていた。さらに息子・次郎氏が語る知られざる父親像とは…。
目次
第1章 故郷・広島への想い
第2章 一家離散から、映画の世界を目指す
第3章 戦争体験と原爆、放射能の恐ろしさ、そして怒り
第4章 映画作りへの飽くなき情熱
第5章 兼人と映画でかかわった人たち
第6章 100歳まで生涯現役を貫く
著者等紹介
新藤次郎[シンドウジロウ]
1949年生まれ。神奈川県出身。1971年日本大学芸術学部写真学科卒業。在学中より新藤兼人作品中心に独立プロのスチールを担当。1979年から三船プロダクションにて「大江戸捜査網」(テレビ東京)のプロデューサーを担当。1986年「ブラックボード」から近代映画協会にてプロデューサー。株式会社近代映画協会代表取締役社長。協同組合日本映画製作者協会代表理事。授賞:SARVH賞芸術選奨文部大臣賞藤本賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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