世界を動かすプレゼン力―日本はこうしてオリンピックを勝ち取った！

バーリー，ニック【著】〈Ｖａｒｌｅｙ，Ｎｉｃｋ〉/佐久間 裕美子【訳】

ＮＨＫ出版（2014/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 237p／高さ 19cm
• 商品コード 9784140816301
• NDC分類 780.69
• Cコード C0036

内容説明

最終プレゼンの知られざる裏側―その緻密な戦略とストーリーづくり。２０２０年、日本人がグローバルな舞台で成功を収めるための７つの戦略。

目次

プロローグ　二〇二〇年オリンピック・パラリンピック招致最終プレゼンテーション
第１章　最終プレゼンを徹底分析する（佐藤真海「スポーツのパワー」；竹田恆和「東京五輪のビジョン」　ほか）
第２章　ニック式、プレゼンを成功に導く７つの戦略（ＤＯ　ＴＨＥ　ＭＡＴＨ　まずは数字から―与えられた条件から計算しよう；ＫＮＯＷ　ＹＯＵＲ　ＡＵＤＩＥＮＣＥ　オーディエンスを理解する―相手について、できるだけのことを調べていこう　ほか）
第３章　「五輪招致の請負人」の仕事術―東京オリンピックはこうして勝ち取った（インタビューを通して東京を探る；二〇一六年招致はなぜ失敗したのか？　ほか）
第４章　世界に日本をプレゼンする―五輪最終プレゼンから日本人が学べること（日本人が克服するべき課題；世界最大のマーケティング・チャンス　ほか）

著者等紹介

バーリー，ニック［バーリー，ニック］ ［Ｖａｒｌｅｙ，Ｎｉｃｋ］
東京２０２０オリンピック・パラリンピック招致委員会戦略コンサルタント。ロンドンを拠点とする国際スポーツ・コンサルタント企業Ｓｅｖｅｎ４６の創業パートナー／ＣＥＯ。２０１２年ロンドン・オリンピック招致委員会に当初から参画し、決定的な役割を果たした最終プレゼンテーションの執筆を手がける。直後にスポーツ・キャンペーン及びコンテンツ戦略を手がけるエージェンシー、Ｓｅｖｅｎ４６を創業、２０１６年五輪のリオ・デ・ジャネイロ、そして２０２０年の東京五輪の招致成功に戦略的コミュニケーション・アドバイザーとして決定的な役割を果たした

佐久間裕美子［サクマユミコ］
ニューヨーク在住ライター。１９７３年生まれ、東京出身。慶応大学卒業後、イェール大学で修士号を取得。１９９８年からニューヨーク在住。出版社、通信社勤務を経て２００３年からフリー。アート、カルチャー、音楽を中心に、カルチャー誌から専門誌まで幅広く執筆。デジタルマガジンＰＥＲＳＩＣＯＰＥ共同創刊者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[メタボン]

☆☆☆★　お・も・て・な・しのインパクトすごかった。プレゼンの時間配分も大事なんですね。でも成功の秘訣は、プレゼンテーターみんなの練習に次ぐ練習。表現することが身体にしみこんだんだろうな。水野さんのお茶目な表情も良かった。

2015/02/25

[ルル]

準備を怠るのは 失敗の準備！どんな準備をすると良いのか？五輪招致のプレゼン分析とともに書かれています(*^^*)

2017/01/18

[ceskepivo]

あのプレゼンには緻密な計算があった。言われてみれば、なるほどと思うことばかり。何か懸念材料があって、それを話さなければならないときには、People、Many,YouよりもSome（心配している人もいるかもしれませんね）とニュートラルなトーンで言った方がいいことは、新しい知識。

2014/09/25

[芸術家くーまん８４３]

2020年東京オリンピック招致成功させた戦略的コミュニケーションアドバイザーニックバーリー氏によるプレゼンの極意。2012年ロンドン・オリンピック招致委員会に参画したことから五輪招致戦略コンサルタントに転身。以降ロンドン、リオ、東京と３大会連続で勝利し続けているというまさに五輪招致の請負人。東京オリンピック招致では関係者に入念なインタビュー調査を行いプレゼンターのスピーチ原稿を作成。ＩＯＣ委員の心をつかみ見事五輪招致成功。スピーチプロフェッショナルである著者がプレゼンで成功するための７つの戦略を説いた一冊

2014/02/21

[コグマグロ]

リオオリンピック2016を見て、この本を読むと興味関心が倍増。東京2020年が楽しみになる。外国人から見た日本っていうのが書かれていて、それがまたポイントをついてる。ステレオタイプな考え方を捨てて、うまく利用しなくては・・・。

2016/08/19