NHKさかのぼり日本史 外交篇〈10〉飛鳥~縄文こうして“クニ”が生まれた―なぜ、列島に「日本」という国ができたのか

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140815700
  • NDC分類 210.18
  • Cコード C0321

内容説明

首長集団の渡来から大化の改新まで、およそ1000年―「日本」誕生の軌跡をたどる。

目次

第1章 大化の改新 全方位外交への転換―中大兄皇子が蘇我氏を討った「乙巳の変」、その真相は外交方針の転換にあった。実権を握った皇子は大化改新の諸改革を推し進める
第2章 飛鳥寺建立 古代の文明開化―日本最古の本格的寺院飛鳥寺建立により蘇我氏は朝廷内で確たる地位を築く。仏教は為政者が国を治めるうえで恰好の媒体だった
第3章 卑弥呼の外交戦略―長期に及ぶ「倭国乱」を統べたとして、卑弥呼は魏皇帝から親魏倭王の称号を授かる。その権威を楯に国づくりを進めていく
第4章 弥生時代 国際社会への参入―農村社会の列島に鉄器が出現したのは前四世紀、それは大規模な首長集団が渡来したことを意味する。“クニ”形成の原点をみる

著者等紹介

加藤謙吉[カトウケンキチ]
1948年三重県生まれ。成城大学・中央大学兼任講師。博士(文学)。早稲田大学大学院文学研究科博士課程日本史専攻満期退学。専門は日本古代史(氏族研究)

仁藤敦史[ニトウアツシ]
1960年静岡県生まれ。国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学文化科学研究科日本歴史研究専攻長。博士(文学)。早稲田大学大学院文学研究科博士課程日本史専攻満期退学

設楽博己[シタラヒロミ]
1956年群馬県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部考古学研究室教授。博士(文学)。筑波大学大学院博士課程歴史人類学研究科文化人類学専攻単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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