長寿遺伝子が寿命を延ばす

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 125p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140815069
  • NDC分類 491.358
  • Cコード C0040

内容説明

より良い「生」をもたらす長寿遺伝子サーチュイン。その最新研究に迫る。

目次

第1章 解き明かされはじめた寿命の秘密(長寿遺伝子が見つかった!;不死なる生命とは;生命は不死から出発した ほか)
第2章 “健康な長寿”はどこまで実現できるのか(長寿遺伝子がもつ驚きの多様性;哺乳類におけるサーチュインのメカニズム;長寿とカロリー制限のミッシングリンク ほか)
第3章 より良き長寿を生きるために(はじまっている「多死」の時代;終末医療の現場から―胃ろうという選択;終末医療の現場から―オーダーメイドという発想 ほか)

著者等紹介

今井眞一郎[イマイシンイチロウ]
1964年生まれ。ワシントン大学医学部(アメリカ、ミズーリ州セントルイス)・発生生物学部門・医学部門(兼任)Associate Professor。慶応義塾大学医学部卒業。医学博士。専門は、哺乳類における老化・寿命の制御メカニズム、および科学的基盤に立脚した抗老化方法論の確立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ikatin

5
死、寿命に関する科学・医療のテーマは結局ここに行き着く。やはり自分にとってのQALY(quality adjusted life years)という考え方は重要だと思う。そう、大人と子供の違いの1つは死の意識と死への覚悟の有無なのである。ちなみに純粋なサイエンスとしてはサーチュインには興味はあるのでちょっと調べてみる必要あり。しかし、最後の最後でコラム4にPCPSの話を持ってきているのは大いに疑問。論旨の展開が乱されている。2012/02/18

あおっき~

1
長寿遺伝子やiPS細胞などの再生医療の話題をつまみ食いしておきたくて手に取りました。人間が神の領域を侵しているんじゃないの?という疑問が以前からあったのだけど、聖書に出てくる登場人物が長寿だったり、アダムのあばら骨からエバが造られたというエピソードはiPSの先駆けで、現代科学によって解明されて行ってるのかもな、と言う考えに転換できました。生きる事は死を考える事。自分の終末についてもちゃんと考えておかないとなぁ…。2017/12/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4223858
  • ご注意事項

最近チェックした商品