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死とどう向き合うか (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140815007
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0010

内容説明

死を見つめることは、生き方を問うこと。限りある人生をいかに充実した時間にするのか、死生学のデーケン氏が語る珠玉のメッセージ。

目次

死を見つめる時―死生学とは
遺される者の悲しみ―悲嘆のプロセス
人生の危機への挑戦―独りぼっちになる前に
突然の死のあとに―独特な心の傷跡
公認されない悲嘆―無視される悩み
自殺を考える―自殺を予防するには
生命の終わり方―尊厳死・安楽死
病名告知をめぐって
死への恐怖を乗り越える
自分自身の死を全うする
芸術の中の死
ホスピスの歩んできた道
日本の終末期医療の歩みと、これからの展望
終末期(ターミナル)ケアとユーモア
「死への準備教育」のすすめ
「死への準備教育」の歩むべき方向
死後の生命への希望

著者等紹介

デーケン,アルフォンス[デーケン,アルフォンス][Deeken,Alfons]
1932年ドイツ生まれ。カトリック司祭。アメリカのニューヨーク・フォーダム大学大学院で哲学博士号(Ph.D.)を取得。59年来日し、上智大学で30年にわたり「死の哲学」などを開講。03年退官。現在は上智大学名誉教授。「東京・生と死を考える会」名誉会長。75年アメリカ文学賞(倫理部門)。91年全米死生学財団賞、「死生学」という新しい概念を定着させたという理由で第39回菊池寛賞。98年「死への準備教育」普及の功績でドイツ功労十字勲章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

26
◎死についてアプローチしていく方向性を考えさせてくれます。死をどうとらえていくかにより、有限な生をどうすごしていくのかがわかれていくということが伝わります。生の有限をもっとしっかりととらえながら生きて行きたいと思いました。2023/01/28

La Principita

6
遺された者の心の持ちようの参考に、と読み始めたが 「死」への向き合い方に重点が置かれていた。 日本では「死への準備教育」はなされないこと、家族間でも「死」について話し合うことがほとんどないことを指摘され、欧米での取り組みが紹介されている。確かに「生」の一部として「死」に向き合うことで生き方や、周囲への接し方も違ってくるだろう。 たとえ余命を宣告されても、最後までしっかり生き切る、そんな生き方ができるように日々を暮らして行きたい。2019/05/15

makurasi

2
死について考察したかったため、読了しました。 悲嘆のプロセスの通りに祖母が悲しみに暮れていたことが印象的でした。 実際に課題として挙げられている項目をこなしてみると、自分に対して再発見があります。 読むだけでなく、課題に取り組んでみることで、更なる飛躍に繋がる本だと思いました。2019/06/14

ソーシャ

2
デス・エデュケーション(死の準備教育)を日本に紹介した人物であるデーケン氏によるデス・エデュケーションの教科書。死に関係する様々なテーマを扱っていて、死に向きあうために必要となる考え方を知ることができます。散りばめられた様々なエピソードやユーモアが印象的でした。2015/03/26

羊の国のひつじ

1
死が人生のゴールなら、それが無であっては生きる価値も見いだせなくなってしまう、だから死は新しい生だと認識した方がよい。というようなことが述べてあったけど、死が無だからこそ生きている間に何をすべきか見つけやすいと思う。今どんなに頑張っても生きている世界だけでの功績だし、死後にはそれらは何の意味も持たないって考え方は精神衛生上よくないってユングが言ってたらしいけど、それでもわたしは死は無だということを受け入れて生きていきたい。肉体や自己はなくなってそこに自分はいなくても、自分が生きたという事実は消えない。2014/08/12

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