NHKさかのぼり日本史〈3〉昭和~明治―挫折した政党政治

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NHKさかのぼり日本史〈3〉昭和~明治―挫折した政党政治

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  • サイズ B6判/ページ数 123p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140814871
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C0321

内容説明

歴史には時代の流れを決定づけたターニングポイントがあり、それが起こった原因を探っていくことで「日本が来た道」が見えてくる。民主党が実現した政権交代により、「二大政党」の時代に入ったとされる現代日本―1928年→1918年→1905年→1898年の政党政治の“失敗”から、いま見えてくるものとは。

目次

第1章 自壊する二大政党―1928年(昭和3年)(もう一つの二大政党時代;普通選挙と護憲三派 ほか)
第2章 原敬政党内閣の光と影―1918年(大正7年)(藩閥政治と山県有朋;原敬の目指した政党政治 ほか)
第3章 もたれあう政党と藩閥―1905年(明治38年)(藩閥と政党の妥協が生んだ桂園時代;日露関係をめぐるヘゲモニー争い ほか)
第4章 理念なき政党の迷走―1898年(明治31年)(政党内閣の誕生;国会開設と政党の結成 ほか)

著者等紹介

御厨貴[ミクリヤタカシ]
1951年東京生まれ。東京大学先端科学技術研究センター教授。東京大学法学部卒業。東京都立大学教授、ハーバード大学イェンチン研究所客員研究員、政策研究大学院大学教授などを経て、2002年より現職。オーラルヒストリー(口述記録)の手法で知られ、政治家をはじめ各界関係者200人以上のインタビューを実施。また現在は、東日本大震災復興構想会議の議長代理も務める。著書に『政策の総合と権力』(東京大学出版会、サントリー学芸賞)、『馬場恒吾の面目』(中央公論新社、吉野作造賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

向う岸

7
藩閥政治に対抗して政党政治が生まれたが、政党政治はその誕生からすでに党利党略(主導権争い、大臣ポストの奪い合い)で活動していた。その利己的な性格は現在も続いている。与党が政権維持するためには 多数の議席を確保することが至上命題となり、良い政治をするために政権を取ることが目的であるはずなのに、手段であるはずの選挙で勝つことや与党で在り続けることが目的化する。こうした互いの足の引っ張り合いが政党政治に対する国民の不満と不信を招き、遂には軍部の台頭へと結びつく。そして軍部を支持したのは国民だ。2012/03/12

takizawa

6
自民党と官僚の癒着や自民党と民主党のネガティブ・キャンペーン合戦,民主党の内紛に飽き飽きしている国民にとっては既視感のある記述ばかりだろう。立憲民政党と政友会によるネガティブ・キャンペーン合戦,利益誘導型政治システムのはしりとなった原敬内閣,政党と藩閥が相互にもたれ合う桂園体制などいずれも現代に引き継がれているような見慣れた光景が続く。歴史ってこんなに面白く学べるのかーと思わせてくれる一冊でした。2011/10/29

4
初の本格的政党内閣の成立から既に汚職まみれで、腐りきってて、原敬も一番最初くらいもうちょっと夢見させてくれてもいいじゃんかよーと失笑するしかない。地方に鉄道を延伸させる等、政党が支持基盤の利益を優先させるのは仕方ないことではあるんだけど。進歩ないなあ 進歩しようがないんじゃろかなあ…。どうすれば変わるのかなあ。じっと東を見る。2017/07/22

のぶさん

4
政党政治が長続きしなかった理由をその成り立ちまでさかのぼって探っている。政治的主張に大差のない政党は、権力闘争に明け暮れ、そのために利益誘導型の政治を行い、国民の失望を招いた。ここまで、今と一緒じゃん。その結果、現状を打破してくれる勢力として、軍部を選び、戦争に突入していった。現状に失望している今の国民は何を選ぶ? どんなにひどくても失望しちゃいかんのだと思う。2014/02/25

takuchan

3
政党政治というものが自然発生的に生まれるものではなく、また同時に、その基盤となる選挙による信任=民意の反映という基本原則を守り続けなければ、やがて崩壊に至ってしまう/ パラドックスの連続…。「さかのぼり」で読んでよくわからず、もう一度さかのぼらずに読んでみての繰り返し。政友会と藩閥の出来レース「桂園時代」に政治が安定していたというのも…。大隈政権誕生ももっとセンセーショナルなものと思っていたが…。政党政治がいいものなのか正解かわからなくなる。是非オンデマンドでの再放送を希望したい。2014/10/26

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