オッリペッカ・ヘイノネン―「学力世界一」がもたらすもの

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  • サイズ A5判/ページ数 91p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784140812198
  • NDC分類 372.389
  • Cコード C0300

出版社内容情報

フィンランドの「教育」が、世界をリードする秘密とは?
守るべきは「教育機会の平等」。フィンランド元教育大臣が、大胆な教育改革を進めた体験や、次代を担う子どもたちへの願いを熱く語る。

目次

1 学力世界一をつくった教育改革(教育への“投資”;学力世界一の背景;教育現場に委ねた裁量権;ヘイノネン改革とは;教育には自由が欠かせない;教師育成の現場;教師との連携;信頼と柔軟性)
2 「考える力」の育成と生涯学習(教育現場へのIT導入;“考える力”の育成;読書好きフィンランド;生涯を通じて学びつづける;幸せな偶然)
3 機会の平等と質の向上(教育機会の平等;未来の教育;人生のために学ぶ)
インタビューを終えて フィンランドの教育の卓越性の秘密

著者等紹介

ヘイノネン,オッリペッカ[ヘイノネン,オッリペッカ][Heinonen,Olli‐Pekka]
1964年生まれ。ヘルシンキ大学法学修士号取得。中学校教師を経て、1991~94年までフィンランド教育大臣特別顧問を務める。1994~99年まで教育大臣、1999年~2002年まで運輸通信大臣を歴任後、2002年にYLE(フィンランド国営放送)の取締役に就任。番組制作にも携わり、現在に至る。ほかにも、内閣委員会、経済審議会など、政治経済に関する委員会、理事会に所属する一方で、子どもの教育、スポーツ、社会活動、音楽、福祉、教会などに関する多くの委員会、理事会の委員を務め、多方面に活躍

佐藤学[サトウマナブ]
1951年、広島県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。東京大学大学院教育学研究科教授。日本教育学会会長。日本学術会議第一部副部長。ナショナル教育アカデミー(米国)会員。子どもの学びを中心に据え、内外の実践から得た知見と理論をバックに実際の授業改革・学校改革に参画。1500校を超える全国各地の小学校、中学校、高校、養護学校を訪問し、教師と協同して教室と学校を内側から改革する挑戦を行ってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

かっぱ

3
現在ではすっかり有名になったフィンランド・メソッド。産業の変化によって失業率20%という国家存亡の危機に面した時に、当時29歳の教育大臣オッリペッカ・ヘイノネンは、人に投資することこそ、危機を救うという信念の元で教育改革に取り組んだ結果、PISAで世界一の成績を納めるまでになった。そこには、優秀な教員の育成(フィンランドの成りたい職業の1位)、教育の平等化、落ちこぼれを出さないシステム、など日本が見習うべき点が数多く存在する。その根っこには、福祉国家としての安定した教育資源の供給があることや、町に図書館が2012/12/30

cybermiso

2
29歳の教育大臣がフィンランドの教育を変えたと聞き、衝撃を受けて購入。質と平等の高いレベルでの両立は可能なことに感服した。教師の立ち位置やITの活用、フィンランド人の読書量の多さ等が印象に残った。もちろん日本と地理も風習も違うのでそれをそのまま持ってこれないけれど、見習っていきたいと思った。2014/05/19

家主

1
66B 尊敬する先輩から借りた。29歳で教育大臣になった人!任命したのは35歳で首相になった人。日本にも鈴木直道とか小泉進次郎とか若くてもトップに立つ人はいる。年齢を言い訳にしている場合ではない。やれるんだ。フィンランドの秘密で特に納得したのは2つ。1.読書が大好き。図書館がかなり多い。読むことを大事だと思っている国民性。2.教師の質が高い。日本は今や、誰でもいいから教員になってくれ!というレベル。12年前の本だから、最近のフィンランドの様子も知りたい。例えばスマホ依存で読書量は減っていないのか?疑問。2019/09/23

こひた

1
2010年代からフィンランドは成績低下に悩まされ,特効薬はないと通説化しているそうで。一部ではPISAとずぶずぶだったんじゃって慶応法学部(こっちは確定2敗)みたいな疑惑が向けられてるとのこと。十年前の自分感想は「東大教授これ知ってて導入しないの怠慢だろデワデワ」だったので恥(プロは尊重しよう),最近のNHKの海外すごいは割り引いて現地評価も確認したほうがよさそうだなあ。ただ若年大臣を置く本気度とか,現場が質高く動き続けれる環境整備はどうするんだとかって課題意識は結局参考にしてよかった部分もありそう2024/06/15

mochi_u

0
失業率20%という経済危機の中、大胆な教育改革を行って世界一の学力を実現した、フィンランドの元教育大臣オッリペッカ・ヘイノネンさんに、教育学者の佐藤学さんがインタビューする、という本です。高校生を対象とした希望する職業のトップが教師である、という教師に対する敬意や、生涯学び続ける姿勢を持つ、という意欲、教育を未来への投資だと発想。長く厳しい冬を越えなければならないという国土もあるのでしょうが、目的を明確にして向かおうとする力がすばらしいです。なくならないゴミや借金を未来に押し付けている場合ではないですね。2015/04/07

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