目次
第1章 始まりから(始まる―苦を滅したひとりの体験から;伝わる―自・他と時の交錯 ほか)
第2章 終わりへ(巡礼の世界から―経典編纂者の視座;輪廻―異なった世界の景色から ほか)
第3章 師と弟子(師の拳―〓(さい)啄同時
よりどころ―自己と法と ほか)
第4章 布施と社会(托鉢―与えられた存在;ふたつの布施―スジャーターとチュンダ ほか)
著者等紹介
下田正弘[シモダマサヒロ]
1957年、福岡県に生まれる。東京大学文学部印度哲学・印度文学専修課程卒業。同大学院博士課程に進学後、インド・デリー大学大学院留学。1993年、博士(文学)(東京大学)。日本学術振興会特別研究員、東京大学助教授を経て、東京大学教授。古代インド仏教における経・律を中心とする聖典が制作・伝承されてきた過程を解明する、仏教聖典形成史を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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