内容説明
荒ぶる自然の中で生きのびる古人の知恵が、日本の世界遺産には込められている。
目次
序章 世界遺産学のすすめ
第１章 厳島神社―しなやかさの力
第２章 倒れない五重塔―神話から科学へ
第３章 白川郷―強風に耐える大屋根
第４章 日光の社寺と姫路城―無名の職人たちが伝えた絢爛の世界と、白壁の美しさ
第５章 古都京都と琉球王国・沖縄―文化財の空白地帯と琉球王国のグスク跡
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のし
0
世界遺産の秘められた知恵が書いてありとても参考になりました。面白いです。2010/05/05
林芳
0
世界遺産を台風や地震などの災害と関連づけて、世界遺産と言われる所以を明らかにしている。そもそも世界遺産になるものは古いものである訳で、そこには多くの人が関わり続けた歴史があることに気づく。この中では五重塔などの建築は、テレビなどでよく取り上げられて目にする機会があるが、なるほどとても興味深い。2024/09/17
