敦煌の守護神―常書鴻自伝

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  • サイズ B6判/ページ数 348p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140810491
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0098

内容説明

石窟を埋める流砂との闘い、厳しい環境、乏しい人材・資材、さらには妻の出奔、幼子を抱えて…。さまざまな困難に耐え抜いた一人の画家の壮絶なる人生。元・敦煌研究所所長常書鴻氏の遺作となった自伝を生誕百周年を記念して翻訳出版。

目次

第1章 人生の門出
第2章 フランス留学
第3章 西行前夜
第4章 初めての敦煌
第5章 苦難の歳月
第6章 国宝の光
第7章 保護と研究
第8章 飛天は友情を携え

著者等紹介

常書鴻[チャンシュホン]
敦煌文物研究所名誉所長。1904年、杭州に生まれる。1927年、フランスに留学、油絵を学ぶ。パリで敦煌石窟の図録に出会い、その芸術性に感動して敦煌を守ろうと決意して帰国。北平芸術専科学校教授を経て、1943年に敦煌に入る。以来、敦煌で石窟の保護と研究をつづけ、敦煌学を現在の盛況にまで育て上げた。中国国家文物委員会委員、中日友好協会理事、中国文学芸術界連合会理事を歴任。1999年、逝去

吉田富夫[ヨシダトミオ]
仏教大学教授(現代中国文学史専攻)。1935年、広島県生まれ。1958年、京都大学文学部卒業

岡本洋之介[オカモトヨウノスケ]
仏教大学非常勤講師(中国文学専攻)。1973年、大阪府生まれ。2002年、仏教大学大学院文学研究科中国文学専攻博士後期課程単位取得満期退学
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