血と油―アメリカの石油獲得戦争

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  • サイズ B6判/ページ数 311,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140810118
  • NDC分類 319.53
  • Cコード C0031

内容説明

アメリカにとって、海外石油の確保は死活にかかわる問題だ。年ごとに高まる需要にこたえるために、イラク戦争のような軍事介入を行っては産油国を思いのままにしようとする―この繰返しを止めることはできないのか。アメリカ屈指の国際安全保障問題の論客が、鋭い現状分析をもとに、ブッシュ政権の石油政策の問題点を明らかにし、このジレンマから脱却する方法を提案する。

目次

第1章 依存のジレンマ―輸入石油と国家安全保障
第2章 死の抱擁―サウジアラビアとの同盟
第3章 依存を選ぶ―ブッシュ政権のエネルギー戦略
第4章 ペルシャ湾岸の罠―豊かな石油に幻惑されて
第5章 安心できる場所はない―ペルシャ湾以外の石油と紛争
第6章 地政学の復活―ペルシャ湾とカスピ海の沿岸地域におけるアメリカ、ロシア、中国の争い
第7章 ジレンマからの脱出―エネルギーの自主性と健全性を保つ戦略

著者等紹介

クレア,マイケル・T.[クレア,マイケルT.][Klare,Michael T.]
アメリカを代表する紛争と安全保障問題の専門家のひとり。ハンプシャー大学教授。また、ハンプシャー大学に本部をおく「平和と国際安全保障に関する五大学研究プログラム」理事を務める

柴田裕之[シバタヤスシ]
翻訳家。早稲田大学理工学部建築学科、米国アーラム大学心理学科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ルヴナン

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アメリカ政府が「ますます攻撃的な外国石油政策」を取るよう提言されたのは、1941年11月。国内の石油資源の温存が目的だった。これが現在も継続されている。学者らしい緻密な仕事、でもいまいちキレがないんだよな。2015/08/18

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