ミステリーの生まれたところ―NHKアガサ・クリスティー紀行

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  • サイズ B40判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140810088
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0098

内容説明

イギリス各地にアガサゆかりの地を訪ね、その生涯と作品の背景を探る。NHKアニメ劇場に続く紀行番組の出版化。

目次

第1章 アガサの故郷トーキー―幸せな子ども時代
第2章 ポワロとマープル
第3章 アガサと乗り物
第4章 アガサの食卓
第5章 アガサの愛したデボン地方
第6章 アガサとロンドン

著者等紹介

坂本康子[サカモトヤスコ]
1969年佐賀県唐津市生まれ。1989年、番組制作会社(株)ネクサス入社。1994年同社退社後、フリーのディレクター。NHKのBSスペシャル、ETVスペシャルなど数多くの番組を担当。2003年フジテレビ「ザ・ノンフィクション 親子食堂・最後の賭け」でギャラクシー奨励賞受賞

数藤康雄[スドウヤスオ]
1941年生まれ。学生時代に卒業論文でテープレコーダーの研究をしたのが縁でクリスティーと文通するようになり、熱狂的なクリスティー・ファンとなる。1970年より日本クリスティー・ファンクラブを主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コニコ@共楽

20
NHKがアガサ・クリスティーのアニメ番組を放送していたことをこの本で知りました。さっそくYouTubeで視聴。山下達郎のテーマソングもいい感じでした。この本では、古き良きものと和やかな風景をつづったイギリス紀行を満喫しました。特に第3章のアガサと乗り物は、印象的。オリエント急行は言うに及ばず、乗り物の中という密室空間はミステリーには重要なモチーフですから。鉄道に船、思い浮かぶ名作がたくさんです。2020/06/30

ゆっきーこ

1
主な作品と作者ゆかりの場所についてわかる本。サクッと読めました。2010/07/08

アオ

0
アガサ・クリスティーの生涯と作品の解説など。アガサが目立つのが苦手なため生家も町も、特に観光名所化してなく市長がアガサの娘を説得してようやく小さな書斎の博物館を作ったという話などファンには楽しいエピソードも載っていて良かった。いつか聖地巡礼に行く時には参考になりそう。ラストに死亡と目にした時には、まるで知り合いが亡くなったような気持ちにさせられた。裕福な家で育ち、素晴らしい両親と才能に恵まれ、83歳まであれだけの作品を毎年1冊刊行ペースで出してたという。本当に稀有な人だと再認識されられた。2014/04/30

0
★1/22004/12/22

meg

0
アガサ・クリスティーをさらに知る、なんとも嬉しい。 サクッと読めるのも良い。2023/06/19

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