モリー先生との火曜日 (普及版)

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モリー先生との火曜日 (普及版)

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140810071
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

出版社内容情報

テレビで偶然見かけたモリー先生は、身体が動かなくなる難病におかされていました。「私を憐れむよりも、いま君のかかえている問題を話してくれないか?」 お見舞いに訪れたミッチに先生はこう話して、毎週火曜日の授業が始まりました。

内容説明

スポーツコラムニストとして活躍するミッチ・アルボムは、偶然テレビで大学時代の恩師の姿を見かける。モリー先生は、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されていた。16年ぶりの再会。モリーは幸せそうだった。動かなくなった体で人とふれあうことを楽しんでいる。「憐れむより、君が抱えている問題を話してくれないか」モリーは、ミッチに毎週火曜日をくれた。死の床で行われる授業に教科書はない。テーマは「人生の意味」について。

目次

カリキュラム―恩師の生涯最後の授業は、週に一回先生の自宅で行われた。
講義概要―モリーは死を人生最後のプロジェクトに据えた。私に学べ。
学生―夢破れてからぼくは、仕事に夢中になった。
視聴覚教室―モリーは有名なインタヴュアーの番組に出演した。
オリエンテーション―モリーとの再会。ぼくは昔のような将来のある学生ではなかった。
教室―私は今でも君のコーチだよ。
出欠確認―モリーの過ごしている時間の質が、うらやましくなった。
最初の火曜日―世界を語る
第二の火曜日―自分をあわれむこと
第三の火曜日―後悔について〔ほか〕

著者等紹介

アルボム,ミッチ[アルボム,ミッチ][Albom,Mitch]
フィラデルフィア出身。1970年代後半、ブランダイス大学の学生時代に、社会学教授のモリー・シュワルツと出会う。卒業後、プロミュージシャンを目指すが、挫折。コロンビア大学でジャーナリズムの修士号を取得し、デトロイト・フリープレス紙のスポーツコラムニストとして活躍。鋭い洞察と軽妙なタッチのコラムは高い評価を受け、AP通信によって全米No.1スポーツコラムニストに過去13回選ばれている。2003年9月に発表した初のフィクション『The Five Poeple You Meet in Heaven』(邦訳『天国の五人』、NHK出版)は全米ベストセラー1位を獲得。現在、妻ジャニーンとミシガン州フランクリンに在住

別宮貞徳[ベックサダノリ]
翻訳家。元上智大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃちゃ

115
人は自らの死を見据えたとき、何を思いどう行動するのだろう。死は等しく人に訪れるのに、私たちはそれを容易に受け入れられない。16年ぶりに再会した筆者の恩師、モリー先生は難病ALSに侵されていた。余命を告げられて先生は決意したという。「生きてみよう。品位をもって勇気とユーモアと落ち着きを忘れずに」と。不安と絶望の淵に立って最も得がたいのが、品位、勇気、ユーモア、落ち着きではないのか。自らの死をも興味深い研究対象として最後の授業で「人生の意味」を語る。その言葉に込められた愛と温かさが、心に深く響いた作品だった。2021/02/03

藤月はな(灯れ松明の火)

93
ダンスが好きで、生徒達に真摯に向き合ったからこそ、生徒達の心に残ったモリー先生がALSになった。それでも彼は朗らかで彼らしかった。彼は大切な事を知っていたから。人は生きていく内に生きている喜びも人の事を想い、行動する事も心の奥に閉じ込めてしまう。だからこそ、「人間は半分、寝た状態だ」という言葉がまずは心に刺さってくる。モリー先生との火曜日の授業は迷っている私達にも響いてくる。特に両親の死からの死への心構え、天職、自分を許す事、愛する事への臆病さとそれでも愛する人がいる事の幸福が個人的に沁みました。2018/10/15

ふう

83
人が生きていくために大切なものは何かー。モリー先生の語るひと言ひと言からその何かについて考えさせられる、すばらしい本です。第1の火曜日から第14の火曜日まで、どの講義も自分の価値観を見直すきっかけになる意義深いものでした。老いについて、愛について、許しについて、そして死について。こんなふうに考えて生きることが、周りの人々にとって、何よりたった一度の自分の人生にとって幸せなのだと思いました。あたりまえのことかもしれません。忘れていただけのことかもしれません。理想論に思えるかもしれません。でも、大切なことです2016/04/07

夜長月🌙@読書会10周年

68
まさに「良書」。こういうとかえって避ける人もいるかもしれませんが良かったです。目次をさっと見ても「自分をあわれむこと」「死について」「家族について」……と心に響くものがあります。死の直前まで続いた先生の授業は当たり前のようでできないことや人生において本当に大切なことを教えてくれます。物質的なものは愛や優しさ、思いやりに決してかなわないし、金で買った流行りのものは愛のかわりにはならない。自分の人生に満足するためにするべきことは自分が人に提供できることをするということ。2017/11/25

白のヒメ

59
ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵された大学の恩師の最後の数週間の作者とのやりとりを「最後の論文」とした実話の物語。・・・年齢的に、死に対する意識というのは自分なりにあるつもり。だけど、このALSに侵された教授のように、一日一日衰えていく自分の肉体と対峙するとのはどういう気持ちなんだろうと思う。人は必ず死ぬと意識していても、自分が明日か明後日か、近いうちに確実に死ぬとは誰も思っていないのでは。こんなに凄い本を読んでも、情けないかな。私に出来るのは、ただ今ある自分に感謝するだけです。2018/06/24

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