北国のこころ

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140807231
  • NDC分類 910.4
  • Cコード C0095

内容説明

冬山の神秘、吹雪の恐怖、雪中の孤独。雪への恋心、ふるさとへの想い。北国で育った作家が見つめる名作のこころ。

目次

文学と風土/北国の文学の背景
山国に生きる/島崎藤村『千曲川のスケッチ』ほか
森はだれのものか/島崎藤村『夜明け前』
ふるさとの山/石川啄木『一握の砂』『悲しき玩具』
森の呼ぶ声/宮沢賢治『狼森と笊森、盗森』『グスコーブドリの伝記』
山の人生/柳田国男『遠野物語』『山の人生』ほか
全肯定の生/良寛の和歌から
なぜ登るのか/深田久弥の山のエッセー
野生の魂/太宰治『津軽』
民族の誇りと悲しみ/知里幸恵『アイヌ神謡集』〔ほか〕

著者等紹介

高田宏[タカダヒロシ]
1932年、京都市生まれ、石川県育ち。作家。京都大学文学部卒。約三〇年間諸雑誌を編集し、1984年より文筆専業。1978年、『言葉の海へ』で大仏次郎賞と亀井勝一郎賞を受賞。1990年、『木に会う』で読売文学賞受賞。1995年に雪国文学賞、1996年に旅の文化賞を受賞。日本ペンクラブ理事、将棋ペンクラブ会長、巨樹巨木保護中央協議会会長、石川県九谷焼美術館館長
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