内容説明
アベンティス(製薬)、ノキア(通信)、ダイムラークライスラー(自動車)などは日本企業と同じ構造問題に悩みながら、大胆な「決断」でその危機を打開している。日本企業よ!世界最強への道を拓け。
目次
第1部 重点特化で競争力を強化する
第2部 世界市場の覇権を獲得する
第3部 効率をとことん追求する
第4部 本業へ回帰する
第5部 事業構造改革の道しるべ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
手押し戦車
8
現在抱えてる収益、コスト問題を切り抜けようと目先の経営課題に対応した現象対応、将来の競争力をつける意思決定で攻撃的戦略対応をして行く。分権化構造で知的財産権や各種の契約までも統合的に分権化した部門に集約しその時点で中堅管理者に経営判断を迫る。国際市場を前提に競争戦略の立案を求め厳密な権限付与し生き残り将来の競争優位を確保出来る道を探らせる。その結果が会社分割や営業譲渡、合弁。現在抱えてる問題の解決ではなく、将来の戦略を基本としそのメカニズムが構造変革を推し進める原動力2014/08/08