内容説明
やせたいのに、つい甘いものに手が出てしまう。貯金するつもりでいたのに、気がつくと給料を全部使い切っている。浮気ぐせがなおらない。禁酒禁煙もジョギングも続いたためしがない。これらはすべて遺伝子の生き残り戦略だ。私たちの心とからだを操る遺伝子の働きと、それを手なずける方法を教えてくれるのは、アメリカで注目されている新進気鋭の経済学者と生物学者の名コンビ。しっかりとした科学的な裏づけで、私たちの日常生活を例にとり、本能的な行動に明確な意味づけをしてくれる。意志の弱さを嘆く前に、その仕組みのウラをかいて「いじわるな遺伝子」を見返してやろう。
目次
最強の敵は自分自身
第1部 太れないサイフと痩せられないカラダ(お金―気前よくダーウィン銀行へまっしぐら;脂肪―人間にエサをやらないで)
第2部 欲望の列車はどこまでも(ドラッグ―快楽への近道;リスク―遺伝子がスリルを求めてる;欲望―走れ!走れ!幸せの踏み輪の上を)
第3部 恋愛と生殖(性―女の子VS男の子;美しさ―それは皮膚よりも深く;浮気―ひとりだけを愛したいのに)
第4部 家族、友人、そして敵(家族―私を縛る絆;友と敵―友を近く、敵をさらに近く)
消えない欲望
著者等紹介
バーナム,テリー[バーナム,テリー][Burnham,Terry]
ハーヴァード大学ビジネス・スクール客員教授。1997年ハーヴァード大学でビジネス経済学の博士号を取得。ハーヴァード大学ケネディ・スクール・オヴ・ガヴァメントの経済学教授となる。ウォール・ストリートでも活躍し、ガンとエイズ治療のためのバイオテクノロジー研究開発企業、プロジェニックスの共同創設者でもある。アフリカで野生のチンパンジーの研究をしたり、アメリカ海兵隊戦車の操縦士などの経験ももつ
フェラン,ジェイ[フェラン,ジェイ][Phelan,Jay]
UCLA生物学教授。イェール大学、UCLAを経て、1995年ハーヴァード大学で生物学の博士号を取得。専門は進化遺伝学と老化。教育者として高く評価され、イギリスBBCや新聞、雑誌などでも注目される若手の生物学者
森内薫[モリウチカオル]
翻訳家。上智大学外国語学部フランス語科卒業。ドイツ在住
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感想・レビュー
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