内容説明
数多の名家・名族が乱世の露と消えた時代、前田利家の妻となり、また夫亡き後は加賀藩主の母となった女性・まつ。前田家の繁栄と存続のために尽くしたその生涯を読みときながら、家族の深い愛情、そして二人三脚で歩んだ利家との固い絆を鮮やかに描きだす。
目次
1 十二歳の花嫁
2 信長、秀吉とともに
3 武者から武将へ
4 お袋さまと子供たち
5 一国一城の主
6 賎ケ岳から金沢へ
7 末森城の攻防と「武人の魂」
8 太閤秀吉の盟友
9 息子や娘の関ケ原
10 戦国を見とどけた女
著者等紹介
杉本苑子[スギモトソノコ]
1925年、東京都生まれ。文化学院文学部卒業。吉川英治氏に師事した後、63年『孤愁の岸』で第四十八回直木賞、78年『滝沢馬琴』で第十二回吉川英治文学賞、86年『穢土荘厳』で第二十五回女流文学賞を受賞。87年に紫綬褒章を受け、95年には文化功労者に認定される
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