フォト・ドキュメント歴史の旅人
司馬遼太郎のテムズ紀行など―フォト・ドキュメント歴史の旅人

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 213p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784140805442
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

内容説明

作家・司馬遼太郎は、「明治の父たち」の足跡をたずねて旅に出た。清廉で透きとおったリアリズムをもち、遠く蜃気楼の彼方に消えていった「明治」という国家。イギリスの商船学校で海軍訓練をした若き東郷平八郎、オランダのキンデルダイクの咸臨丸進水地に立ち、遠く日本に回航された船とともに、「国民」という種子を運んだカッテンディーケと、結実させた坂本竜馬・勝海舟に思いを馳せる。

目次

テムズ河畔へ、明治の苦悩
オランダ・「国民」の誕生
「明治の父たち」の記憶
テムズ河畔にて―東郷の学んだカレッジ
オランダ・ライデン大学にて―勝海舟とカッテンディーケ
司馬さんの脳裏にあるもの―『「明治」という国家』を読む

著者等紹介

司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
大正12(1923)年、大阪市生まれ。昭和18(1943)年、大阪外国語学校蒙古語科卒業。昭和23(1948)年、産経新聞大阪本社文化部に入社、文化部長を経て、昭和36(1961)年、出版局次長を最後に退社。昭和31(1956)年、「ペルシャの幻術師」により第8回講談倶楽部賞受賞。昭和35(1960)年、『梟の城』により第42回直木賞受賞。昭和41(1966)年、『竜馬がゆく』『国盗り物語』により第14回菊池寛賞、昭和43(1968)年、『殉死』により第9回毎日芸術賞受賞、昭和47(1972)年、『世に棲む日日』により第6回吉川英治文学賞受賞、昭和51(1976)年、『空海の風景』により日本芸術院賞(文芸部門)恩賜賞受賞、昭和56(1981)年、『ひとびとの跫音』により第33回読売文学賞受賞、朝日賞受賞、昭和59(1984)年、『街道をゆく・南蛮のみち』により第16回新潮日本文学大賞受賞、昭和61(1986)年、第37回NHK放送文化賞受賞、昭和62(1987)年、『ロシアについて』により第38回読売文学賞随筆紀行賞受賞。昭和63(1988)年、『韃靼疾風録』により第15回大仏次郎賞などを受賞。平成3(1991)年、文化功労者。平成5(1993)年、文化勲章受章。平成8(1996)年2月12日、死去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品