内容説明
漢詩のもつ孤高の精神や抒情性は、読む人に多くの癒しの時間を与えてくれます。それは漢詩のもつ音韻のひびきがそのまま日本語に通じているために、読む人に快い響きを呼び覚ますからなのでしょうか。絶句や律詩の音韻による作詩の作法や趣向をわかりやすく説き、季節や人生をうたう詩、時代を生きる詩人たちなど百首余りを新たな視点で鑑賞します。
目次
第1章 漢詩の形式(五言絶句;七言絶句 ほか)
第2章 漢詩の趣向(典故;下三連 ほか)
第3章 季節をうたう(元日;新春 ほか)
第4章 人生をうたう(勧学;勉学 ほか)
第5章 時代を生きた詩人たち(文天祥;高青丘 ほか)
-
- 和書
- 活動的生