わたしは千年生きた―13歳のアウシュヴィッツ

わたしは千年生きた―13歳のアウシュヴィッツ

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  • サイズ B6判/ページ数 265,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140803554
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

出版社内容情報

13歳でアウシュヴィッツに連行された少女エリ。父の死、飢え、虐待…。死と絶望の渕に何度も立たされながら、決してあきらめなかったエリ。母と兄を助けて奇跡的に生還した少女の、息をのむホロコーストの青春。

内容説明

1942年から本格化したナチス・ドイツのユダヤ人絶滅作戦。アウシュヴィッツ強制収容所では、移送されてきたユダヤ人たちの選別が行なわれた。死か労働か。子どもやお年寄りは、ガス室に送られた。エリ(著者)は当時13歳。金髪のおさげだったおかげで、殺されずにすんだものの、地獄を体験することになる。死と絶望の淵に何度も立たされながら、エリは、母と兄を助けて生還する。本書には、目をそむけたくなるような残酷な人間の姿が描かれている。けれどもこれは、少女をめぐる愛と希望の物語でもある。

目次

夢の街ブダペスト
おい、ユダヤ娘、ユダヤ娘…
黄色い自転車の話
黄色い星の話
さようなら、シュテルンおじいさん
ゲットー
奇跡
パパ、どうしてわたしを放っていけるの?
わたしの詩集を持っていてもいいですか?
セレナおばさん〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エル

5
解放された時に60代と間違われたエリは14歳だった。13歳でアウシュヴィッツへ連行されたが金髪のおかげでガス室行きを免れる。しかし待っていたのは過酷すぎる運命だった。人間の残虐性に震え、生き残るという強い意志でうじ虫がわくスープを食べ、母を支え、兄を助ける。生き残れるかどうかは運もあっただろうが、生き残るという強い意志が無ければ生きられない世界でまさに1000年も生きたような少女。あまりの悲惨な出来事の連続に軽々しい感想なんか出ないけど、読めて良かったと思う。2023/03/10

蘇芳

0
アンネも生きてたらこんな感じの本だすんだろか2004/04/28

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