出版社内容情報
故宮博物院 第10巻 ―宋・元の書
蘇軾・黄庭堅ら北宋四大家から元の鮮干枢・趙孟兆頁にいたる「表意の書」発展の軌跡。意を尊び、自由で生命感にあふれた宋代の書。異民族の王朝下、晋・唐の古法を重視した元代の書。北宋・南宋から金・元に至る時代のなか、文人たちが達成した書風の発展を、故宮所蔵の数々
内容説明
「我が書は意によって造る」(蘇軾)…。「表意」の新風が時代を吹き抜けた、北宋から南宋・金・元に至る書の系譜。
目次
監修者のことば(書法から表意の世界へ―宋・元時代の書の特質)
カラー図版(宋・元の書)
本文(宋・元時代の表意の書;文物解説;文物への視点―尺牘の書の周辺;essay唐山遠望―漢字の国と漢字を借りた国)