内容説明
紫竹昭葉さんが63歳から始めた夢の庭づくり。20年の歳月をかけて、訪れる人誰もがしあわせに包まれる、奇跡のナチュラルガーデンになりました。さあ、北海道・十勝平野に輝く、紫竹ガーデンの四季をごいっしょに歩きましょう。
目次
夏(夏、ガーデンはもっとも華やかな季節を迎えます;「ここが、おばあちゃまの庭をつくるところよ」)
秋(祖母が種を蒔く姿はちょっと秋の妖精みたいです;ぬくもりと愛情の紫竹ガーデンのオーガニック)
冬(雪の下で、春を待ちきれない「球根」たち;「十勝平野」にこだわった紫竹ガーデンの土づくり)
春(紫竹ガーデンの春;北海道を庭園の島に)
著者等紹介
紫竹昭葉[シチクアキヨ]
紫竹ガーデンのオーナー。1927年、北海道帯広市生まれ。63歳のとき、野の花が自由に咲くお花畑のような花園づくりを夢見る。平成4年、十勝平野に紫竹ガーデンをオープン
福岡将之[フクオカマサユキ]
写真家。1970年、長崎市生まれ。九州大学工学部卒業後、北海道大学大学院の研究生として、植物分類、地理学を学ぶ。北海道の環境調査会社で野生植物調査業務に従事後、写真家として独立。現在、東京を拠点に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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やすらぎ
124
カモミールが太陽を見上げている🌼広い十勝平野の真ん中に、野の花が自由に咲く幸せのお花畑を夢見て。…一年はあっという間。朝4時頃からぐるりとまわり、日高山脈からの心地よい風や光を感じて。幸福を運んでくれる。真っ白なアナベル。サルビア、デージー、ルピナス、ナデシコ、ヤナギラン、フロックス、ミズバショウ。名前も姿も素敵な花。花に囲まれた生活。エゾリスさんユキウサギさん、ようこそ庭へ。雪の下でじっと待っていた植物たち。さあ、北海道の春はこれからです🌼おばあちゃんの夢は家族の夢、みんなの夢へと広がっていきます。2021/05/04
イスタ
85
北海道の人はきっと名前を聞いたことある紫竹ガーデン。帯広近郊の十勝平野にある広大な敷地。図書館で新刊と一緒にこの本も展示されていたので、目にとまって。独身の頃に観光農園で働いてたことがあって、広大な花壇を作らなくてはならなくて紫竹さんの本も参考に。こんなに素敵なガーデンには出来なかったけど、花時計やハーブガーデンなど作りました。1度見に行きたいなって思いながら、帯広は遠くてなかなか行けない。春の写真はちょうど今咲き誇っている花でいっぱい。ラストの写真が私の好きなエゾノリョウキンカ(ヤチブキ)で嬉しい。2021/05/13
ろこん。
6
いつか行ってみたい憧れのお庭。花々の咲くこの場所を作ろうとした情熱や愛情が感じられました。眺めているだけでも幸せな気分だけど、実際花々に囲まれながらぼんやりと地平線を見つめてみたい。確かに人生の道しるべがわかりそうです。遠いけどやっぱり行きたいな〜(o^^o)2016/04/29
portkey
5
夢見ること、そしてそれを実現させる情熱の大切さを感じました。いくつになってもできるんですね!「次の世代の子どもたちに、しあわせな未来を繋いでゆかなければならない」「どうすればそうできるかを大人が学ぶ、ということが絶対に必要だ」2016/04/19
青い鳥☆彡
5
★★★★☆(2014/06/読了)図書館へ行った時、返却本のコーナーに置いてあったのを見て借りてきました。紫竹照葉さんは63歳の時、お花畑のような花園づくりを夢見て平成4年に十勝平野に紫竹ガーデンをオープンされたとのことでした。ターシャの庭のような・・・こんなに素敵な花園が、日本にもあったのですね。花園の写真集を見ていたら、とても幸せな気分になりました。+゚。*(*´∀`*)*。゚+ 2014/06/17