内容説明
愛馬“あさやけ”とともにお祝いの旅に出た“ぼく”が出合う、たくさんのうれしくて、しあわせな瞬間。毎日はよろこびと感謝の連続で、世界はどこまでもつながっている。日常にちりばめられたまばゆいひとコマを、豊かな色彩とやさしいまなざしで描いた、3年ぶりのオリジナル絵本。
著者等紹介
荒井良二[アライリョウジ]
1956年山形県生まれ。日本大学藝術学部美術学科を卒業後、絵本を作り始める。1999年に『なぞなぞのたび』でボローニャ国際児童文学図書展特別賞を、2005年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞するなど、国内外で数々の絵本賞を受賞。日本を代表する絵本作家として知られ、海外でもその活動が注目されている。「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ」の芸術監督など、多方面で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
150
よあけはあさをつれてきた おはようあさ おはようそら おめでとうみんな おめでとうせかい! ストーリーどうこうより、馬の疾走感、鮮やかな色使いに自然と元気が湧きでる一冊でした。2020/05/15
Natsuki
57
朝を迎えるということへのよろこびと祝福に満ちた絵本✨かなりファンタジー色の強い雰囲気。この絵本を読んだ後に迎える明日の朝は、いつもと少し違う風景に出会えそう(気づけそう)な気がする。2019/11/14
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
47
愛馬「あさやけ」とともにどこまでも走っていくぼく。毎日はよろこびと感謝の連続で、悩むより前を向いていこうと思える。ありがとう・・がいっぱいの世界。2019/11/30
anne@灯れ松明の火
29
ピンポイントギャラリー原画展で。3年ぶりの新刊だそうだ。鮮やかな色彩で、疾走感たっぷりの愛馬とぼく。気持ちが晴れやかになる良作。2019/09/12
ヒラP@ehon.gohon
28
黄色く朝焼けに染められて、自分の可能性と決意を宣言するような、強い意志表示の絵本です。 きっと荒井良二さんの多用する黄色は、勝負カラーなのですね。 まぶしさが際立って、少しスリリングな絵本だと思います。 朝焼けの黄色は、次第に色を変えて青い世界に包まれるでしょう。 長い一日の中で、今の自分が満たされますように。2022/06/24