内容説明
嫌われもののキツネやまぬけな悪魔、勇敢なバシリスク、ミルク売りの少女の繰り広げる面白くも哀しい十九編の昔話。
目次
昔話編(ミルク売りの少女;向こう見ずなキツネ;どちらが速い?;悪魔の年齢;金持ちの兄と貧しい弟;ミセリアおばさんのナシの水;揚げ菓子が空から降ってきたとき;3人の求婚者;3匹の鱒)
神話・伝説編(一度も泣かなかった女;オセロットの斑模様;アルマジロのケープ;火の持ち主;コウモリの思い上がり;バラの奇蹟;エメラルドのトカゲ;コウモリと王様;帽子男の涙;セゴビアの水道橋)
著者等紹介
松下直弘[マツシタナオヒロ]
1953年生まれ。上智大学外国語学部卒業、同大学大学院修士課程修了。現在、拓殖大学外国語学部教授。専門はスペイン語圏の伝承と文学。1987~90年、ラジオスペイン語講座を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いとう・しんご
8
スペイン語のお勉強。辞書と首っ引きですが、お話そのものも面白言うので楽しくお勉強できました。2025/04/17
Nori
3
ボリュームは多くないけど、サボったので時間かかっちまった。NHK World Japanのスクリプトとは趣も単語も時制とかもだいぶ違う。2023/03/23
henokappa
1
全ての物語が4ページ程で書かれているので、スペイン語初級者でも、簡単に読める。 スペイン語力を伸ばしたいのなら、スペイン語を読んだ後に対訳・注釈を読んだ方がいい。2018/04/08
小林だいすけ
1
スペイン語の隣に日本語も載っているので読みやすい。 子どもにスペイン語で読み聞かせると「日本語で!」と注文されるけど。 それにしても、スペイン語、協力隊の時はあんなにペラペラだったのに、DELEの試験も難しいやつ取ったのに。日本で一切使わないからもうすっかり忘れてしまった。 これからの人生で使うことあるのかな?2016/11/03
ソライロ
1
楽しくスペイン語が覚えられるので、スペイン語初級者におすすめです。物語の解説もあり、スペイン語圏独特の考え方が垣間見え、興味深かったです。ただ、紙質が悪いのが残念でした。2016/02/21