内容説明
ジワーッと心にしみるいい話。ジワーッと頭にしみるいい英語。「NHKラジオ英会話」テキストで連載の英文エッセイ。「日本酒と焼き鳥が大好き」というアメリカ人女性ケイ・ヘザリが描くアメリカとニッポン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sekkey
7
著者はNHKラジオ英会話を以前担当されていた。そのためか、とっつきやすい英語で書かれ流れるようなテンポで自然と読み進めていける感じがした。これが本の帯にある大杉正明氏(こちらも元ラジオ英会話担当講師)が言う”いい英語”なのだろう。エッセイの話題はアメリカと日本の人々の考え方や生活様式の違いを比較したり、スポーツや映画・本などの文化的なものへの言及など。この本にある言い回しを一つでも多く身につけて、表現力をbrush upしていきたい。2023/03/13
サトゥルヌスを喰らう吾輩
6
テキサス出身日本在住のアメリカ人女性が書いたエッセイ集です。著者は銃がきらいで広告に銃が出ていたらその映画は観ないと書いておられるのですが、テキサスといえば最近銃のオープンキャリーが認められるようになったと聞いた覚えがあります。そういう法律ができ得る風土で育ったことと銃嫌いには相関がある気がして、気になります。映画のなかでアルパチーノが、ノーマンリーダスが、あのひとがこのひとがかっこよく携えている銃。現実には凶器。ということを思い出しました。2016/02/16
RIKUTARO
6
カンタンな英語で内容も身近。読む力は1ランク下の物をたくさん読むといいらしい。2011/11/23
ミド
5
難しい単語はほとんどないので読みやすい。アップルパイは母の味?日本のイメージといえばおにぎり、着物、富士山に対して、アメリカといえばアップルパイというのがいまいちピンとこない。「Love It or Leave It」兄姉のおさがりを嫌がる子と親の対応はアメリカも日本も同じ。オチにクスリとした。(理解するのに時間がかかったけれど)「The Good Cowboy」丘サーファー?2018/04/26
ゆり
5
ちょうど1年前に読んだ、同著者の「Kitchen Table Talk」と比較になるけど、あれから語彙強化して、TOEICスコアを200点ほど上げたので、分からない単語や表現もなく、スラスラ読めた。学習成果を実感した(笑) 本作は故郷のアメリカについて書かれているので、個人的には日本について書かれている「Kitchen〜」の方が面白かった。 でも、本作も著者の独特な着眼点が興味深く、英語学習者にオススメの良書。2014/10/01