目次
豊富なレシピと節約の知恵―じゃがいものシンプルメニュー(ジャーマンポテト;ドイツ風カリカリベーコンのポテトサラダ;しめさば、ピクルス、りんごのポテトサラダ ほか)
冷蔵庫に残った野菜を活用!―ドイツ風煮込み料理(ドイツ風具だくさんスープ;塩豚のパセリソースとりんごソース;ドイツ風グーラッシュ ほか)
塩漬け、酢漬け、ジャム、調味料など―暮らしを彩る保存食(ザワークラウト;にんじんのピクルス;かぼちゃのピクルス ほか)
著者等紹介
門倉多仁亜[カドクラタニア]
料理研究家。1966年、神戸生まれ。父は日本人、母はドイツ人。父の転勤に伴い、日本、ドイツ、アメリカで育つ。国際基督教大学を卒業後、外資系投資銀行に勤務し、ロンドン、香港に赴任。結婚後、夫の留学で再びロンドンに暮らし、料理とお菓子を「ル・コルドン・ブルー」で学ぶ。現在はドイツの家庭料理とお菓子を中心に教えているほか、雑誌やテレビなどでも活躍中。夫の実家がある鹿児島にも家を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くぅ
27
これは良かった!じゃがいも料理、煮込み料理に漬物とジャムとかの保存食。何冊か読んでみて"これがもうドイツ料理なんだろうな"というものが全部詰め込まれている一冊。秋刀魚の酢漬け、かぼちゃのピクルス、シチューや煮込み…作りたいもの食べたいものがいっぱい。これからの寒い季節にぴったりなんだろうなぁ。この本…借りたけど、ほしーなー!!笑2018/10/06
更紗蝦
16
ジャーマンポテト用のじゃがいもは、皮ごとゆでて冷蔵庫で一晩置いておいたものを使うという方法は、この本を読んで初めて知りました。『ナチスのキッチン』(藤原辰史・著)を読んだばかりだったので、「Eintopf アイントップ」(鍋一つという意味)の説明が興味深かったです。ナチスによる民族の統制に利用された歴史についてはさすがに触れていませんが、合理的であることが強調されているところが、「ああ、なるほど」という感じでした。日本の場合は、合理的な料理は手抜きとみなし、「良き伝統料理」として扱うことはまずないので。2016/08/17
アズル
13
図書館本。ピクルスは作ってみたいと思い、ピクルススパイスミックスを買いました。キャベツの時期なのでザワークラウトを仕込むのもいいですね。返却延滞のため、そそくさと読了しました。2018/09/27
kuchen
7
じゃがいも料理、煮込み料理、保存食など。ザワークラウトを作りたいと思ったが、冬季は発酵の温度調節が難しそう。じゃがいも料理はどれも簡単でおいしそう。2023/02/17
まげりん
6
ライ麦パンが合いそうな料理がいっぱい。でも、思ったよりはシンプルじゃないぞ。結構手間かかる。2016/07/30