内容説明
平凡な食材でつくる、平凡な繰り返し。毎日の食事をいちばん大切にしようという思いを込めて。薬膳の視点から誰にでも実践できる考え方を解説しつつ、四季の食材を用いて楽しく短時間で準備できるレシピも多数紹介。
目次
かきと大根のチャウダー
小松菜と春雨の炒め煮
小松菜のあんかけ揚げもち
れんこん水ギョーザ
白菜とかきの蒸し煮
白菜豚汁
大根と鶏肉のサワークリーム煮
大根の蒸し物
ふきのとうと豆腐のマリネ
春菊とたいのあえ物〔ほか〕
著者等紹介
幸井俊高[コウイトシタカ]
東京大学薬学部卒業。北京中医薬大学卒業。ジョージ・ワシントン大学経営大学院修了。1998年、中国政府より中医師の認定を受け、日本人として18人目の中医師となる。現在、帝国ホテル内「薬石花房幸福薬局」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yumiko
4
遅まきながら勉強を始めた漢方の世界。あまたある薬膳料理本を一冊一冊確認すること、どのレシピも作ってみたくなったのがこの一冊!スーパーで手に入る食材で作れて、心と体の養生も出来、何よりとっても美味しそうなのが魅力。シニア向けと謳っているけれど、バラエティに富んでいて、どんな世代でも大丈夫そう。漢方の視点だけではなく、栄養学の理論もしっかり語ってくれているところも嬉しい。2014/01/24
のんき
1
一緒に読んだもう一冊の薬膳レシピがとてもシンプルだったのでそれと比べると少し手の込んだレシピが多い。でも食材は普段見慣れたものが多いという点ではどちらも同じ。食べるって毎日のことだからそうなるんだろうなと思った。本書は月ごとの季節の特徴とそれに合わせた薬膳的な考え方と食材が紹介されていて、読む楽しさもある一冊。2010/11/25
さにゃこ
1
「シニア夫婦に」ってタイトルにあるけど、誰が読んでもためになる!代表的なレシピと、それをどんな献立で食べたのかを夫婦の会話風で書いてあるのも面白い。2009/02/22