目次
第1章 進化するゴキゲン中飛車(ゴキゲン中飛車の誕生;5筋位取り中飛車の攻防;居飛車党の意地先手7八金 ほか)
第2章 よみがえる石田流三間飛車(石田流の基本と現代流先手7七銀;石田流対策の後手7二飛と棒金;超急戦!早石田と新戦法 ほか)
第3章 なんでもあり角交換振り飛車(角交換振り飛車の基本と狙い;単純明快!一手損向かい飛車;後手3三角戦法と最新の対策)
スペシャル対談 羽海野チカ×先崎学八段―「負けました」は残酷だけど美しい
著者等紹介
先崎学[センザキマナブ]
1970年6月、青森県生まれ。81年、米長邦雄永世棋聖門下で奨励会入会。87年四段。2000年八段。第40回NHK杯戦優勝
北尾まどか[キタオマドカ]
1980年東京都生まれ。2000年、西村一義九段門下で女流プロ2級。03年女流初段。夫は片上大輔六段。ライターや講師として、普及活動にも活躍中。フリーペーパーマガジン「駒doc.(こまどく)」を発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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文章で飯を食う
4
先崎学は、最近の将棋本の難しさを、どうにかしようとがんばっていますね。複雑にする方が、高級なイメージがあるけど、簡単にする方が勇気がいるよね。アマチュアにはこれぐらいが良いと思う。2011/07/03
あなあき
3
初見時は「ガイドブック」として流し読みした程度だったのだが「ゴキゲン中飛車」「石田流」「角交換振り飛車」への対応に迫られて再読。NHK将棋講座からの抜粋ということもあって、内容は初心者〜中級者向けだが、自分みたいに「ざっくりとしたイメージを掴みたい」という人にはピッタリ。他にも、振り飛車・居飛車双方の立場で「どちらを持っても指せる」ような書き方をしている点が秀逸。「〜破り」とか「〜退治」とかいう本も、どちらかしか指さない人にはポイントが絞れてていいんだけど「やっぱ両方知りたいよね」という人には本書を推薦。2013/08/18
katakuli365
3
プロのレベルの高さ、内容の難解さの存在価値を認めつつ、アマチュアに将棋を楽しんでもらおうといつもその材料を考えている。言葉がエッセイと同じく優しいのと、難しく成らないように短いポイントで解説してるのが読み易いです。2013/02/23
文章で飯を食う
2
再読。前回よりは、理解が深まった気がする。固定観念を打破するには時間がかかるのだ。2012/12/09
glaciers courtesy
2
さらっと読めるし、将棋観戦を楽しむにはこの種の本を一冊は目を通した方が楽しい。しかし、取り上げている戦法は違うけど同種の本では勝又教授の「最新戦法の話」の方が戦法の考案者のインタビューもあったりして一段上の充実度。2010/09/12
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