内容説明
俳壇の重鎮鷹羽狩行氏が北原亜以子、真野響子、森ミドリの三氏に句作のポイントを懇切に指導。
目次
俳句は「省略の文学」だといわれます
もっと省略できそうですよ
しいていえば切れがほしい
一句に切字は一つしか置かない
俳句では一字がものをいいます
調べまでよくできています
昔ほどのんびりつくれなくなりました
十七文字にまとめるのはむずかしい
過去をも映し出すことができる
正月らしい句というのは…〔ほか〕
著者等紹介
鷹羽狩行［タカハシュギョウ］
昭和５年１０月５日、山形県生まれ。山口誓子・秋元不死男に師事。同５３年「狩」創刊、主宰。同５９年４月から３年間、ＮＨＫ教育テレビ「俳句入門」講師、平成６年から３年間、「ＮＨＫ俳壇」主宰。毎日新聞・東京新聞・ＮＨＫ国際放送などの俳句選者。（社）俳人協会理事長、国際俳句交流協会常務理事、（社）日本文芸家協会理事、日本現代詩歌文学館振興会理事、（財）虚子記念文学館理事、（財）白山麓僻村塾教授。句集『誕生』（俳人協会賞）、『平遠』（芸術選奨文部大臣新人賞）のほか、俳論、随筆集、入門書、歳時記など著書多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
