内容説明
NHK「囲碁講座」の人気連載シリーズの単行本化。中国に起こり日本に伝わった囲碁3000年の壮大な歴史をカケメくんとコミちゃんがタイムマシンでたどります。現代トッププロによる古代の超難解な詰碁の解説、幻の棋譜の再現、古今の天才達の比較など満載した囲碁ファン必見の書。
目次
第1部 古代(紀元前七世紀の囲碁殺人事件;遣唐使・吉備真備の囲碁伝説;世界最古の本格棋書『忘憂清楽集』;長屋王と囲碁斬殺事件 ほか)
第2部 中世(玄尊、棋書『囲碁式』を著す;両コウに仮生一つ;日本最古の棋譜 日蓮対吉祥丸;宋の太宗と明珠出海勢 ほか)
第3部 近世(互先置石制はいつなくなったのか;琉球名人 松千代謝名;本因坊の雪隠詰め ほか)
著者等紹介
大島正雄[オオシママサオ]
1947(昭和22)年、徳島県生まれ。’69年立命館大学卒業。’72年日本棋院に入る。「棋道」編集長ののち退職。以後、産経新聞観戦記者、囲碁ライターとして活躍。著書に「李昌鎬世界戦勝局集」など多数
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