出版社内容情報
子どもの「?」は、夜空にきらめく星の数ほどいっぱい。知ると宇宙が見えてくる!
NHKラジオ第1の人気番組『子ども科学電話相談』(毎週日曜日 午前10:05~放送)を、誌上で再現。
だれもが一度は不思議に思う「地球はなぜ丸いの?」「月がなくなったらどうなる?」といった疑問や、「ブラックホールが地球にあったらゴミをすいとらせたい」「土星の環の上でスケートはできる?」といった驚きの発想など、大人にもぜひ耳を傾けてほしい子どもの発言を、天文・宇宙の専門家がていねいに受け止めて解説する。
楽しみながら科学的な考え方や知識が身につく読み物として、朝の読書にもおすすめ。
内容説明
「土星の輪でスケートできる?」「月で野球ができる?」「ブラックホールをそうじ機にできる?」子どもの“?”は科学する力を生み出す第一歩!専門家が全力で受け止め回答します!朝の読書にも!
目次
第1章 やっぱり知りたい!わたしたちの太陽系(どうして地球にだけ空気があるの?;地球は回っているのに、なぜ人は感じないの?;地球はいん石がぶつかってできたのに、どうしてきれいな丸なの? ほか)
第2章 こわいけど知りたい!ブラックホールと宇宙のナゾ(ブラックホールに吸いこまれたら、どこへ行ってしまうの?;地球にブラックホールをもってきて、そうじ機にしたい!;どうしてブラックホールは銀河の中心部にあるの? ほか)
第3章 身近だから知りたい!宇宙開発と夜空の星(なんで宇宙に行くとうくの?;ふわふわうく風船を、宇宙にもって行くとどうなるの?;ボイジャー2号はどこまで行ったの? ほか)
著者等紹介
本間希樹[ホンママレキ]
国立天文台教授/水沢VLBI観測所所長。国立天文台の研究員を経て、2015年より現在の職に。専門は超高分解能電波観測による銀河系天文学。2019年に人類史上初のブラックホールさつえいに成功した国際共同研究プロジェクトでは、日本チーム代表として成功に大きく寄与した。引き続きブラックホール研究を進めている
国司真[クニシマコト]
跡見学園女子大学兼任講師/国立天文台特別客員研究員。天文博物館五島プラネタリウム解説員、かわさき宙と緑の科学館学芸員を経て、現在の職に。NHKラジオ「子ども科学電話相談」は回答者歴30年以上の大ベテラン!学生時代の友人と建てた八ヶ岳南ろくの富士見天体観測所のメンバーでもある
永田美絵[ナガタミエ]
コスモプラネタリウム渋谷チーフ解説員。大学卒業後、天文博物館五島プラネタリウム、東急まちだスターホール、五島光学研究所などを経て、現在の職に。やさしい語り口で「いやしの解説員」として活躍中。東京新聞「星の物語」連さいのほか、星空観察に関する著書も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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