内容説明
トイレが近い、尿が出にくい、尿の出が悪くなった、夜中にしばしばトイレに行かないと間に合わない。中高年の男性でこんな症状がみられるようになったら、前立腺肥大症を疑ってください。気になる検査法や治療の過程で起こる、さまざまなトラブル、疑問、悩みなどにていねいにお答えします。
目次
１章 前立腺肥大症とは―夜間の頻尿、尿の勢いが弱い、尿が漏れる、残尿感…加齢とともに増える前立腺肥大症
２章 前立腺肥大症の検査と診断―肥大の程度だけでなく、自覚症状の軽重が治療の目安になる
３章 前立腺肥大症の治療―薬物治療で８０～９０％の患者さんが治る。前立腺肥大症と「闘わない」のが治療の基本姿勢（薬物による治療；外科的治療；脳血管障害、脊髄損傷、糖尿病などと合併した混合型前立腺肥大症の治療）
著者等紹介
荒井陽一［アライヨウイチ］
倉敷中央病院泌尿器科主任部長。１９５３年生まれ。７８年京都大学医学部卒業。９３年より現職。専門は泌尿器科学、特に前立腺肥大症、前立腺がん
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