シリーズ・哲学のエッセンス
フーコー―他のように考え、そして生きるために

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  • サイズ B6判/ページ数 126p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140093313
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C3310

内容説明

もう「自分」を探さなくていいんだよ。構造主義、脱構築、ポストモダン…。さまざまな思想の意匠を脱ぎすてて、最後にフーコーが伝えたかったこと。

目次

1 タブローとしての世界―「主体」と「対象(客体)」の逆転(「人間の死」;知の編成とその非連続性;ベラスケス「ラス・メニナス」 ほか)
2 脱自(エクスタシー)の振動―狂気と正気、夢と覚醒、拘束と自由(「考古学」から「系譜学」へ;「歴史的ア・プリオリ」;ダヴォス対論―カッシラー対ハイデガー ほか)
3 真理のゲーム―「生の技法」と「パレーシアー」(「生の技法」;「主体」への回帰?;変化の起点と転換 ほか)

著者等紹介

神崎繁[カンザキシゲル]
1952年姫路市生まれ。東北大学文学部卒業。東京大学大学院修了。首都大学東京人文社会系教授。専門はプラトン、アリストテレスなどの古代哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

7
「一つの事物に多くの関心や感情を表明することによって、同じ事物に多くの眼、さまざまな眼を向けることができればできるほど、それだけその事物の客観性はより完全なものとなる。…純粋な理性を囲い込むのではなく、この世界において絶えず見方を変えながら、他のように見、他のように考える…これが、ニーチェの忠告である。…あるいは折口信夫が通常の語釈に抗して、「色好み」と同義と解する「思ひ隈なし」である。…アポロン的な理性に対するディオニュソス的な非理性への優位を説くニーチェへの通路を、フーコーは探り出していく」2022/12/05

王子

4
入門書っぽいのであなどっていたらかなり難しかった。他の思想家との比較により詳細な議論を展開している感じ。2017/07/31

★★★★★

4
忘れてたけど再読みたい。中期の権力や言説についての論議よりも、初期と晩年の主体形成に関わる議論を響かせ合うようにまとめている印象。フーコー思想そのものというよりは、ギリシア思想やニーチェ、あるいはメルロ・ポンティやサルトルら同世代の思想家などとの関係がわかるように書かれています。系譜学者の系譜学。小著にしてはなかなか。2011/10/31

引用

3
入門書の類を読んだことが無かったのでよく分からない部分があった(方針やストーリーといった前提知識がない)が、1つの伝記に近い作品としては大変面白く読めたし、キュニコス派との接近という最後の部分はかなりよく理解できた。2019/05/03

ラウリスタ~

3
うん、分からない。入門書のくせに分からない。昨日読んだハイデガーの入門書の分かりやすさと雲泥の差。フーコーが結局のところなにをしているのか印象すらつかめなかった。もうちょっとましな入門書を探そう。あえていえば、フーコーとポンティとブランショの3人がそれぞれ微妙に関連があることが分かった。フーコーって翻訳は多いけど、、、どっから手をつければいいのやら。2011/05/02

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