内容説明
中東の人々を支えるイスラームの現実の姿を初めて明らかにする画期的論集。
目次
「人々のイスラーム―その学際的研究」の意味(片倉もとこ)
現代イスラームにおける宗教勢力と政治的対立(小杉泰)
現代エジプトの宗教事情(佐藤次高)
イスラームと社会不満(加納弘勝)
イスラームの無利子金融の理論と実際(石田進)
イスラームは歴史のなかで何を棄てたか(後藤晃)
現代のイスラームの諸動向の地域間比較(加賀谷寛)
イスラームの聖者論(中村広治郎)
近代エジプトにおけるスーフィー教団について(古林清一)
イランの民間信仰の聖所をめぐって(上岡弘二)
12イマーム派シーア主義におけるイマーム・アリーの位置について―イラン人ムスリムの場合(嶋本隆光)
トルキスタンの聖者―トルクメンにおけるイシャーン信仰の一断面(山内昌之)
ヴェールの隠すものと顕わすもの―集合表象としてのヴェール(宮治美江子)
あご髭とヴェール(大塚和夫)
イスラームの生活と遊び―イランの場合(岡田恵美子)
エジプトの小説に見るイスラームの一側面―ユーセフ・イドリースの作品を中心に(如田原睦明)
村騒動の1日―国王権力とマーレキと農民のあいだ(大野盛雄)
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