内容説明
本書は、長年の実験を通じて、少しずつ形作られていった「西独ボン補習学校」の生きた記録である。特に一般の日本の学校と違って、補習学校でどのような授業がなされ、生徒たちがいかに反応し、何を学んでいるかという現場風景、並びに補習学校に合った教授法、教材作りなどは、本書の核心をなすものである。
目次
第1章 ベートーヴェンの古里に学ぶ
第2章 授業風景のひと齣から
第3章 あれこれと頭をひねって
第4章 夏も紅白、冬も紅白
第5章 二つの文化に橋を架ける
第6章 デュッセルドルフ=ボン特急列車
第7章 それでも楽しくやっていまース
第8章 文集「七つの山」をひもときみれば
第9章 ずいぶん違う西ドイツの学校
第10章 補習校に行っておいてよかった―帰国生たちは語る
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