内容説明
本書は、主として、英国におけるインフレーション会計の巨匠W.T.バクスターの会計学説を取りあげ、これを考察したものである。
目次
第1章 物価変動会計の課題
第2章 物価変動会計の諸形態
第3章 物価変動会計の基礎構造―バクスターの所説を中心として
第4章 物価変動会計における利益測定
第5章 物価変動会計における資産評価論―剥奪価値概念を中心として
第6章 物価変動会計における減価償却の検討―バクスターの所説を中心として
第7章 会計と景気変動に関する検討―会計的景気変動論を中心として
第8章 一般物価指数修正と個別価格指数修正の検討
第9章 カレント・コスト会計に関する考察―会計実務基準書第16号を中心として
第10章 物価変動会計における負債評価
第11章 物価変動会計における剥奪価値説
第12章 物価変動会計・考