銅剣・銅鐸・銅矛と出雲王国の時代

銅剣・銅鐸・銅矛と出雲王国の時代

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  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140084939
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0021

内容説明

青銅器文化の謎の領野に挑む。本書は、作家の松本清張、山陰考古学界の重鎮・山本清、古代史研究の泰斗・門脇禎二、気鋭の考古学者・近藤喬一、水野正好、青銅器文化の権威・佐原真、出雲古代史研究家の速水保孝、ジャーナリスト・高橋徹ら諸氏による書き下しの力作論考を中心に、共同討議の記録も収載した、最新の成果をまとめた緊急出版である。

目次

第1章 出雲の荒神谷遺跡から―銅剣は「祭器」か(松本清張)
第2章 出雲荒神谷の青銅器大量出土をどう考えるか―「山陰地方連合体」をめぐって(山本清)
第3章 原イツモ国の周辺(門脇禎二)
第4章 出雲荒神谷の弥生青銅祭器―埋納と一括遺物と(佐原真)
第5章 東アジアと青銅祭器―農耕儀礼の祭器としての武器と鐸(近藤喬一)
第6章 原出雲びとの慟哭をきく(速水保孝)
第7章 「荒神谷青銅器群」私見(水野正好)
第8章 出雲の鉄刀と銅剣をめぐって―岡田山一号墳出土鉄刀銘文、荒神谷遺跡出土銅剣・銅鐸・銅矛(高橋徹)
付 共同討議 古代出雲に王権は存在したか(門脇禎二;佐原真;近藤喬一;速水保孝;〈司会〉松本清張)

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